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アラウンドがアバウトすぎる

アラサー、アラフォー。
ヒトは年を取るごとに年齢に敏感になってくる。
しかし、物申したいことがある。
24→25になったとたん、「アラサーだね」ってのはどうなの??
アバウトなアラウンドが気になる話。


◆アバウトな表記というのは世にあふれている。例えば、料理の”大さじ”。正確に書くなら〇〇gだろう。なぜなら、同じ大さじ1でも物質によってgは変わってくる。砂糖と水を当量で加えたいと思い、大さじ1ずつ加えたとしても、厳密には当量ではない。

◆しかし、それはそれでいいのだ。伝達や作業を簡単にするために、しかるべきところにしかるべきアバウトは必要なのである。

◆こと年齢に関してはどうだろうか。わずか2桁しかない世界の中で、一の位を四捨五入する必要性があるのだろうか。いや、ない。十の位で話をしたいなら、20代とか30代といった便利な表現があるではないか。25歳をつかまえて、四捨五入し、アラサーだねと現実を突きつける必要はどこにもないのだ。

◆とはいえ、四捨五入派の意見もわかる。「25を20に寄せるのはちょっとねぇ」 それは全くその通りだ。そこで新たなアラウンド表現を考えてみた。

◆まずはこれを見てほしい。
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
そう、20~30に含まれる数字だ。そして、キリ番の20, 30を除くと数字が1~9で9つある。なんと、3で割り切れるではないか。これが十進法のなせるワザだ。これにより3ブロックに分けられる。
20|21 22 23|24 25 26|27 28 29|30
お分かりいただけるだろうか、ここに新たなアラウンドの概念が誕生した。
アラ22:21~23 アラ25:24~26 アラ28:27~29
アラウンド表現されている数字から±1という正確性。これなら、四捨五入派も首を縦に振ってくれるだろう。

◆この表現が浸透するかどうかはさておき、これを機に無用な四捨五入は無くなってもらいたいものである。


以上、アバウトなアラウンドに対する物申しでした。
ちなみに、「アラサー」は語感が良くて好きです。

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