【LEGO日記】常人の身勝手
「成功者を目指せと、親は子どもに言えるか」
親は、こんな悩ましい問題を抱えている。
ここでいう成功者とは、「前人未到の偉業を成し遂げ、後世に名を残すレベルの人」という意味だ。
(「そのレベルに達していないと成功とは呼べない」と、言っているわけではない。)
彼らの功績は素晴らしく、その価値が揺らぐことはないのだが、「彼らの日常が、常人のそれとはかけ離れている」という話はよく聞く。
この、「常人とはかけ離れた日常」を支援しながらも、付き合わされる羽目になるのが、常人たる親だ。
そんな暮らしが嫌だから、親はおいそれと、子供に成功者を目指して自由に伸び伸びと過ごさせようとはせずに、何とか常人が過ごす日常に、子どもを嵌め込もうとする。
少なくとも私がやっている子育ての本質とは、こんな「常人の身勝手」なのではないかと思う。
これだけなら反省の余地があるようにも思えるが、もしかしたらもっと根深い話なのかもしれない。
成功者が放つオーラは、私との距離などものともしないほど眩しいし、その光に照らされた子どものシルエットもまた、眩しい。
私はそれが悔しくて、羨ましくて、敢えて子どもを成功者の方へ振り向かせないようにしているのではないか?
常人の身勝手も、ここまで来ると常軌を逸している。
みなさんに、心当たりはありませんか?
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。
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