前向きになれるCINEMA TICKET
今年の5月は気候の変化が激しくて、過ごしやすい日が少ないですね。
お仕事や学校も新年度が始まって、GWが明け、なんかだるいなんてこともあるでしょう。
そんな人に向けて、映画への招待チケットを用意しました。
台詞と共に5つの映画を紹介していきます。
それではどうぞ。
魔女の宅急便
これは、空飛ぶ宅急便屋さんを始めた主人公キキが、運ぶはずのお料理がオーブン故障のために出来ておらずお客さんが諦めようとしていた時に言う台詞です。
お客さんが来ない日は、パン屋さんで店番をしたり、中々軌道に乗らなかったキキに、初めてお仕事スイッチが入ったように感じました。
キキに非はないので、断っても問題はないけれど、せっかくのお仕事だから諦めないでお客さんと一緒にお料理が出来上がるように奮闘します。
この出来事は後に名前入りのケーキをプレゼントされるという伏線の回収があるのです。
出来ることがあるのなら、自分の業務から少しだけはみ出してやってみると、後の自分を元気付けてくれることもあるんだなと思います。
川の底からこんにちは
OLだった主人公の佐和子が、実家のしじみ工場を継ぐというストーリーなのですが、従業員全員から嫌われていたり、恋人が連れ子を置いて逃げたり、と中々嫌なことが続きます。
ちょっとした人生の溝に落ちて、佐和子は吹っ切れたようで「どうせ中の下だ。」と思います。この台詞はネガティブなようで、結構前向き。その証拠に「だからがんばる」と続きます。
中の下って、伸び代があるってことかもしれないですよね。
外部の人がどう見ようと、認めるというところから自分の人生が動いていくのかもしれません。
マイ・インターン
「全て元通りにはできないけど、でもやろうとすることはできるよね?」【補足】アラジンのランプからきた言葉。(出典:http://jurienglish.com/eiga-eigo-the-intern)
主人公のジュールズが自分の過ちに気づいた時、会社にいるシニアインターンが優しく諭してくれた言葉です。
この映画は、アパレルEC企業に70歳のシニアインターン、ベンの採用から幕が上がります。
年長者だからと言ってお説教なんかしません。ベンはできないことを素直に受け止めて、できることをやっていきます。そういった人柄はすぐに若い社員たちに受け入れてもらえます。
ベンがシニアインターンとしてもう一度働こうと思ったきっかけは、妻の死でした。奥さんの死は「覆水盆に帰らず」ですが、「新しいことはやろうとすることができる」ということを証明してくれています。
サマーウォーズ
日本中が大災害になり、その時に裏で大奮闘したのがヒロインのおばあちゃんにあたる人。
国や大きな会社など素晴らしいネットワークを駆使して、様々なところに指示を出したり激励したりします。
その中で一番心強いのは「できる、できるって」と相手を信じていることを伝える言葉です。
今までのたくさんの苦労や経験が強いメッセージとなって、子供や孫や関わった人に勇気を与えてくれます。
舞妓はレディ
「舞妓で一番大切なこととは、『若さ』。それはただの『若さ』ではなく、『一生懸命の若さ』。そこにお客は春を見ることができる。」
この映画は、老舗のお茶屋さんに訛りの強い女の子が舞妓になるためにやってくるところから始まります。
馴染みの旦那・北野は、その若い女の子が舞妓になるまでを見守っています。
『若さ』は無敵と言いますが、これは使いようを間違えると有効ではありません。
純粋な一生懸命さがあるかどうかは大事なことです。
おそらく若い時は、それをやる気力がたくさんある時期なのだと思います。
若くなくなるということは、一生懸命やる必要がなくなったということなのでしょう。
ただ、また一生懸命やることを見つけられれば、ずっと若くいられるのではないでしょうか。
今回のCINEMA TICKETはいかがでしたか?気になるものがあれば観てみて下さいね。
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