タピオカミルクティー。最初に考えた人を讃えたい。喉を潤すことと、もちもち食感をもたらすことを同時にやってのけるなんて。

甘い弾力

はじめて味わったのは、春水堂（チュンスイタン）。タピオカロイヤルミルクティー発祥の店と謳っている。暖かで、甘いミルクティーに時より入ってくるもっちりしたもの。存在を知らなければびっくりしてしまう。知ればやみつきだ。

夏の潤い

夏になって、タリーズにもそのメニューが存在していることを知る。透明なプラスチック容器にゴロッと氷が入り、その合間を縫うようにタピオカが入っている。喉を潤したくてグイグイ飲み進めていくと最後にタピオカが残ってしまい、１つ１つ吸い上げるのに苦労する。でも、また恋しくなる。

 お茶は大好き。あなたのことは...そう、多分ね

春水堂、タリーズを経て、LA発のアルフレッドティールームの存在を知ったのは去年。

青山店に行ってみたら、女子とタピオカミルクティーを融合した店だと知った。

店員も客も女子で構成されている。店内に入ると、ピンクのタイルを使った内装が目を惹き、二階に行くと、女の子の部屋があった。丸いテーブルに曲線の椅子、長方形のテーブルに赤いソファー、そこに女の子たちが座ってお茶をしていた。なんかこう”華”がある。

満席だったので、とりあえずレジで商品を買う。

メニュー

ボバ アールグレイチョコミルクティー
ボバ ストロベリーミルクティー
ボバ ロースガーデンミルクティー
ボバ ほうじ茶ミルクティー
ボバ チャイティー

”ボバ”が付いているのがタピオカ入り。ボバ ほうじ茶ミルクティーを選んだ。

受け取りカウンターから見えるネオンの装飾は、「Tea, Yes. You, maybe.」と書いてある。「お茶は大好き。あなたのことは...そう、多分ね」ということらしい。

手渡された、ボバ ほうじ茶ミルクティーを持ってテラス席へ。

テラス席に一人、綺麗な人が座っていてパリジェンヌを彷彿とさせた。

タピオカとミルクティーを一緒に吸い上げてから、噛む。おいしい。繰り返し、繰り返し、ほうじ茶ティーの風味と食感を楽しむ。

残りのタピオカを１つ残らず吸い上げて、容器の中を氷だけにする。

ネオンのメッセージをもう一度回想した。

「お茶は大好き。あなたのことは...そう、多分ね」

ティータイムに集中したい女の子の気持ちが、わかる。

住所：東京都渋谷区 神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1,2F
電話：03-6427-3031
定休日: 不明
営業時間： 9:00 - 21:00
公式HP：ALFRED TEA ROOM青山本店

google map