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ショート動画の時代「だからこそ」文章力が強いんだ


僕は仕事に使えるリソースの8割以上を「書く」に割くと決めています。なぜなら文章さえ書ければ路頭に迷うことがないと確信しているからです。

これだけYouTubeやTikTokが流行っている時代に「何を時代錯誤な」と思う人もいるかもしれませんが、僕はいたって大真面目です。妻と子を養っているこの状況でふざけられるほど、僕の肝っ玉は据わってません。

なぜそんなに「文章力だ!」と言い切れるのかというと、動画コンテンツが当たり前になってから「書ける人」がどんどん減ってきているからです。

自身に感じている危機感もあります。ボーッと動画を見ているとあっという間に時間が過ぎてしまって、すごく時間を無駄にした気がします。すごく受け身になっている自分が嫌なのです。

動画はとてもわかりやすいツールですが、あまりに伝わる情報量が多過ぎて、視聴者に「見る力」など求めません。受け身のメディアです。触れたら触れた分だけ受け身になります。何もしていないのに、何かをした気になるのです。

文章というのは「読み手」にも多くを求めるコミュニケーション手段です。情報量が少ない分「読むぞ!」と前のめりになった人にしか届きません。相手にリテラシーを求めるぶん、自分とレベルが近い人と繋がりやすくなります。

つまり、この「一億総発信者時代」で書く力があれば、自分の持っている価値観や信念に共感してくれる人と出会えるようになり、良好な関係を築きながらビジネスができるということです。

時代が進めば進むほど「受け身な人」の割合はどんどん増えていきます。そして「書ける人」はもっともっと減っていきます。それはつまり、競争相手がいなくなるということだと僕は考えています。

自分の考えを言葉にする力があれば、今はnoteが無料で使えますから、毎日でも何かしらこうやって書いて、読者と繋がることができます。関係性構築に成功すれば、あとは自分の思った通りのビジネスをすればいいだけです。

「稼ぐにはプログラミング」と言われ始めて数年が経ちました。数年も経てば需要と供給のバランスは変わってきているはずです。「市場価値の高いスキル」には賞味期限があります。でも「文章力」はどうでしょうか。

自分の考えを言葉にして伝える。ここに流行り廃りはありません。個々の人間関係に「需要と供給」なんてものは存在しないのです。好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌い。だったら好きと言ってくれる人を探せばいい。その手段としての「書く」です。可能性があると思いませんか?

僕は「書く」ことがこの不安定な時代を個人で力強く生き抜くために、牙を磨くという意味でいちばん本質的な訓練になると確信しています。書くと伝わり、伝わると関係性ができ、関係性があればビジネスができる。

身体ひとつ頭ひとつスマホひとつで仕事ができる状態。常にこの状態で生きていけるように自分のコンディションを整えています。

何が起こるかわからないからね。より少なくより良く、だよ。

書く力を鍛えるためのコミュニティを作りました。「書く界」(かくかい)と言います。noteを毎日書くためだけに作られた、コミュニケーションの一切ないチャットスペースです。使ってください。

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。