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今暮らしている場所で限界を感じたら、飛行機に乗ってください。



僕は起業の世界に飛び込んでから、「お金の稼ぎ方って本当に色々あるんだなぁ」と思うようになりました。


「将来お金に困りたくなかったらきちんと勉強していい大学にいきなさい」「手に職をつけて食いっぱぐれないように今のうちに頑張りなさい」

って言われて育ちませんでした?


地方出身の僕はそう言われて育ったので、なんとなくお金って、学歴のある人か苦労して資格を取った人がもらえるものだと思ってました。思ってる人、いない???学歴とか資格とか関係なく稼げる世界もあるらしいよ????知ってた?????(僕は知りませんでした)



地方から東京に出てきて一番驚いたことは「お金の話をしても誰もイヤな顔をしないこと」でした。僕が出会った人がたまたまそうだっただけなのかもしれませんが、「稼ぎたくて上京したんです」と言っても「すごいね、頑張ってね」と言われるだけ。ここでは稼ぎたいという気持ちを隠さなくていいんだ。村八分に合うこともないんだ。ビッグシティーだから!!


旅行や遠征で訪れた時には全くわからなかった「そこに住んでいる人が当たり前のように共有している空気」が地元と全然違いました。お金がたくさん流れていて、「掴めるかどうかは君次第だよ」と言われているような感覚。


チャンスを求めて東京に一発勝負をかけにくる人の気持ちを一瞬で理解しました。ああ、ここにはチャンスがある。自分にもそれをつかむ権利がある。ええ、震えましたとも。


この感覚を「厳しい世界だ」と思う人もいるかもしれません。お金がないと生きていけない街。隣に住んでいる人の顔も知らない、僕が今日野たれ死んでも誰も気がつかない。誰も自分に興味がない。同調圧力がないといいうことは、安全装置もない。MOROHAというアーティストは、東京という街をこう表現しました。シビれる。


東京という街の地面はね
夢破れた奴らの屍で出来てる

MOROHA 三文銭


生まれ育った故郷を離れ東京に出てくることで、「経済が回っている場所の空気」を理解した僕。競争社会。勝者のみが高い家賃を払い続けることができ、敗者は音も立てずそっと立ち去る。デッドオアアライブ。競争社会の頂点。毎日が全国大会の決勝トーナメント。箱根駅伝復路のシード争い。くるもの拒まず去るもの追わず。それがここ、東京。


「生きる場所を変える」というのは人生に行き詰まった時に大きな影響を与えてくれると思っていて。「お金を稼ぐことは難しくて、才能が必要で、失敗すると取り返しがつかない」と考えていた僕は、「このままじゃダメだ、らちがあかない!」と住む場所を東京に移しました。


たくさんのお金が動いている場所に実際に行き、そこに住んでいる人と深く関わっていくことで、「お金はやり方次第でどうにでも稼げて、勇気があれば誰にでもできて、取り返しのつかない失敗はそうそうないから、うまくいくまでやめなければ勝ち」という風に考え方が変わりました。


百聞は一見にしかず、百見は一体験にしかず、百体験は一住にしかず、です。つまり引っ越しすことは一万聞に匹敵するのです!!!

おはなし屋なおとのガバガバ理論



もしこのブログを読んでいて、昔の僕と同じように生まれ育った場所から出たことがなくて、これから自分の力でお金を稼ぎたいと思っている人がいるのなら、迷わず引っ越した方がいいです。お金が巡っている場所に。痛い目を見るかもしれないけれど、早い段階で身体で感じておいた方がいい。


でも、そういう状況が揃っている人は少ないですよね。仕事もあるし、子供がいれば住む場所を変えることは難しい。今の僕にも妻と子がいるので、住む場所を変えるのは物理的に無理です。だから家でコツコツできることを探して、少しずつ変わるしかない…と思う気持ちもわかるのですが、僕の理論だとその状態でお金を稼げるようになるのは難しいかなと思います。


住む場所を変えることが難しいなら、それに匹敵する『十体験』を集めるしかありません。知識やノウハウを集めるというのは一聞を得るということと同じです。一万聞を得るためにどれだけの時間がかかるでしょう?このやり方だと二十聞を集めたあたりで「自分はもうお金を稼ぐ方法はわかった」とわかったつもりになって、行動することすらやめてしまう可能性もあります。


「お金を稼ぐため」の体験を集める方法は2つしかありません。実際にお金を稼いでみるか、理想的なお金の稼ぎ方をしている人に会いにいくことです。前者ができれば苦労してないでしょうから、実際には1つです。知識やノウハウを吸収するのではなく、お金と時間を使って自分の理想を体現している人に会いにいく。会って話さないとわからないことが必ずあります。


実際に足を動かしてお金を使って、つまりコストをかけて会いにいけば、それは1つの体験になります。今はzoomひとつで全国どこにいる人とも繋がれる時代ですが、手軽に繋がれてしまうというのはデメリットでもあります。人間はリスクを負って手に入れたものしか大事にできないからです。「知識」が「体験」にならなくては意味がない。


そんなに人間は強くありません。だからこそ付き合う人を変えなければいけない。僕たちは一緒にいる人でできています。「この人の考え方はすてきだなあ」と感じる人と一緒にいればあなたもその考え方に近くなっていきますし、「この人の考え方はなんか嫌だな」と思っている人をどうにかしようと一生懸命関われば、関わった時間の分だけあなたもその考え方に染まっていきます。



お金を稼ぎたくて起業の方法を調べている時に、「起業なんて夢見てんじゃねえよ、現実見ろよ」と言ってくる人と一緒にいて、勇気を出して挑戦する気になる人はいないですからね。


たとえ「周りがなんて言おうと関係ない!できる!できるんだ!!」と自分を奮い立たせたとしても、自分を奮い立たせることにエネルギーを使ってしまっては本末転倒。肝心の行動を起こす体力を葛藤に使ってしまい、「起業したいけどずっとモヤモヤしてる、けどなんもしてねえ」という状態になりかねません。



あなたはどうですか?あなたの描いた未来を応援してくれる人、すでに叶えている人と深く関われていますか?理想を叶えて楽しそうに暮らしている人が周りに何人いますか?


「現実はこんなもんでしょ」と折り合いをつけて暮らしている人に囲まれたまま、たった1人で頑張ろうとしてませんか?努力、楽しめてますか?住んでいる場所が都会・地方に関わらず、あなたは自分の欲しいものを手に入れられる場所で暮らしていますか?


身の回りに自分を応援してくれる人がいなくても大丈夫。物理的に移動をすればいいからです。この時代はSNSも交通網も発達しているので、影響を受けたい人と関わりを持って、飛行機のチケットを取ればいい。


たったそれだけで日本全国どこにいる人とだって会えます。飛行機に乗るためのお金がないのなら、ちょっと頑張って働けばいい。何をするにも元手は必要ですから。



ちなみに僕が起業をするために最初に準備した元手は、当時の彼女に借りた32万4000円でした。そのお金で教材を買い、起業をしている人と関わりを持ち、フェリーに乗って会いに行き、確信を得て、工事現場でバイトをして飛行機代を貯め、上京して、お金が流れている場所で生きている人たちの価値観に触れました。稼いだお金を彼女に返済し、身につけた経験と自分の持っていたライフコーチングの概念を混ぜ合わせ、自分の事業を作りました。


理想を追い求め、失敗を繰り返し、なんとか東京で生き延び、車を買い、地方に戻ってきました。今は「都会の感覚」と「地方という地の利」を生かして、「森を歩くサービス」「一緒にドライブしてうまいもんを食べに行くサービス」とライフコーチングをミックスして、『おはなし屋なおとにしかできない仕事』を作ることができています。全てはあの32万4000円と東京に行くチケット代から始まっている。



これは僕の持論でしかないですが、物理的な移動距離は稼ぐ力と比例すると思っています。よく移動する人は「住んでいる土地や育った場所」で人の考え方が全然違うことを知っているので、その違いを生かして人を喜ばせることができます。


これは余談ですが、地方に住んでいる人が東京に住んでいる人を喜ばせるのは非常に簡単です。「いつも歩いてる森があるんだけど、いく?」これだけでめちゃめちゃよろこばれます。東京に森はないからです。でもずっと地元にいるとそのことに気づきません。地方には森が腐るほどあるからです。


そもそも喜ばせられる「自分と生きている場所が違う人」に出会うチャンスもありません。だから移動することなのです。飛行機に乗って、自分と違う場所に住んでいる人に会いに行くと、自分の持っている宝物に気づきます。遠くの人に会えば会うほど、自分の魅力に出会うことになるのです。



どうか、息詰まった人は飛行機に乗ってください。自分の生きている場所と違う場所で生きている人に出会ってください。地方にいる人は都会にいる人に、都会にいる人は地方にいる人に会いに行ってください。叶えたい理想がある人はその理想を叶えている人に、理想を叶えた人はその理想を叶えたい人に、会ってください。


今競争の真っ最中にいて「もう頑張って稼ぐ世界から降りたい」と思うなら、その頑張って稼いだお金を元手に、違う世界の人と関わってください。「最近なんかうまくいってねえなあ」と思うなら、今すぐ飛行機のチケットを取って、「いつか会いたいと思っていた人」に会いに行ってください。


「会いたい!」と言ってもタダでは会ってもらえないかもしれません。その時はお金を使ってまず「お客さん」になってみてください。お客さんになる方法がわからないなら、「あなたから学ばせてほしいのですが、何か買わせてもらえないでしょうか?」と言ってみてください。きっと何かしらのアプローチ方法を教えてもらえるでしょう。



関係性ができたらあとは飛行機のチケットを取るだけです。時間とお金を使って会いにいってください。自分と違う世界を生きる人に直接触れてください。1度触れてもわからないなら、何度でも飛行機に乗ってください。


何度も飛行機に乗って会いにくるような人を無下に扱う発信者を僕はみたことがありません。「学ばせてほしい」と言われてイヤな気分になる人はいないのです。



生活を変えるだけのインパクトを得たいなら、移動をしましょう。できる範囲で少しずつ。引越しができないなら数日間だけでいい。外泊ができないなら日帰りでもいい。




会いたい人に会うための時間と、飛行機のチケット。人生を変えるインパクトはたったこれだけで手に入る!それが今日伝えたいことです。このブログを読んで飛行機のチケットを取った人がいたらぜひ教えてください。移動したあなたが何を得るのか、とても興味があります。公式LINEでぼくとやりとりできますので、そちらから。



質問や感想、北九州行きのチケットを取りたい人は僕に連絡をください。夏は暑いのでエアコンの効いた車内でドライブするプランを用意してあります。今日のところは以上です。いつか僕のところにも会いにきてね。



最後にひとこと。


飛行機のチケットほど費用対効果の高い投資はない!!!!


共感してくれる人はスキを押してください。以上です。



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