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子どもが生まれて価値観が変わったのなら、働き方もアップデートしていこうよ

人生には価値観がアップデートされるタイミングが何度かある。

子どもが生まれることは誰しも大きく価値観が変わる瞬間だ。

人生が変わる、と言っても過言ではない。



子どもを授かる前と後では、人生の軸も時間の過ごし方も変化して当然。

価値観が変わったのなら、働き方も変化していくのが自然である。



僕は起業の発信をしているので、「子どもが生まれてから自分の働き方を変えなければいけないと思っている」という相談をたくさん受ける機会がある。

そして何より僕自身も2児の父だ。

子どもが生まれる前と後ではまるっきり生活が違う。



独身時代は「起業して自由になれてよかった〜」くらいにしか思っていなかったけれど、いざ結婚して子どもを授かってみると「起業してるからなんとかなるけど…これ普通に働いてたら無理じゃない…?」と思う瞬間が毎日のようにある。

家に大人が2人しかいない核家族なら、子どもがいる状態で2人がフルタイムで働くのはまず無理だ。

保育園や幼稚園に入れたとしても、保育料もかかれば準備にも時間がかかるし、何より子供は頻繁に熱を出す。

「当たり前のように朝から晩まで働く」ということがまずできなくなる。



だからと言って「働かない」という選択肢は取れない。

子育てには金もかかる。

そうなると「多少無理して働かなくてはいけない」という状況になるが、無理をするのにもコストがかかる。



肉体的な負荷もそうだし、ストレスを抱え続ければ人間いつかパンクする。

夫婦といえどもとは他人だ。

すれ違いが大きくなれば必ず揉め事になるし、「揉めている暇すらない」という状態の家族も少なくないだろう。



とにかく家庭のリソースが足りない。

時間も、お金も、心の余裕も全部足りない。

これが「子育て家庭」のデフォルトだ。



余裕がないから働かなくてはいけない。

働くから余裕がなくなる。

余裕がないと幸福感を感じられなくなる。

子どものために一生懸命働いているのに、子どもに集中することができない。



このループから抜け出すためには、「働く」に対する価値観をアップデートさせる他に方法はない(と思っている)。

そもそも、子どもが生まれて「生きる」がアップデートされたのに、「働く」もアップデートされないのはおかしいのだ。



昔は家におじいちゃんやおばあちゃんがいて、親が働いている間の面倒を見てくれたかもしれない。

でも今は核家族が主流で、親が働くためには「子どもの預け先」が必要不可欠だ。

時短勤務のために子どもを預け保育料を払い、ヘトヘトで職場に行く。この状態でベストパフォーマンスを出すことは難しいだろう。



そして自分の中には子どもが生まれる前の「全てを仕事に捧げられた時期」の自分がいる。

仕事の成果を比べる。

自己嫌悪に陥らない方が難しい。



一度仕事が終わればまた家事に育児にやることは尽きることがない。

気絶するように布団に入り、子どもの夜泣きで睡眠を中断されたりされなかったりしながら、気付いたら朝で、また1日が始まる。

心休まる瞬間などなく、その上で時短勤務で収入が減り、保育料が嵩み支出は増え、受けるストレスと手元に残るお金がどう考えても釣り合わない。



「働くことが楽しい」と思える状況ならまだギリギリ持ち堪えられるかもしれないけど、そうでなければ「何やってんだろう自分」と思ってしまうことを誰が責められようか。

苦しいならせめてお金は残ってくれよと思う。

お金が残らないならせめて楽しく働かせてくれよと思う。

子どものために頑張っているのだからせめて子どもとなにも考えず一緒に遊ばせてくれよと思う。

僕だったら、絶対に思う。



仕事に人生を合わせるとは「中学生になったのに小学2年生の頃に着ていたお気に入りのTシャツを着る」ようなものだ。

入るわけがないし、無理やり着たとしても似合うわけがない。

中学生は中学生のコーデをするべきだし、「当時はこれが好きだったから」と自分に言い聞かせる必要もない。



人生に仕事を合わせるとは「今好きな服を今の自分に似合うように着る」と言うことだ。

趣味趣向体のサイズ諸々、変わっていくものは変わっていく。

それを受け入れた上で「今の自分が着たい服を」「今の自分に似合う服を」とコーディネートを決めていけば、過去に着ていた服に執着することもない。



人生のフェーズが変わったのなら、働き方もアップデートされて当然だ。

「会社の求める労働者の姿」と「自分が会社に求める待遇」が合わなくなったのであれば、無理に会社員に固執することはないのではないか。

これは僕に起業の経験があるから言えるのかもしれないけど。



子どもがいたら勤務できないのなら、勤務しなくていい仕事を自分で作ればいいじゃないか。

そういう働き方もあるよ。

確かに個人で仕事を作るのは誰だってできることじゃないかもしれないけれど、実際にそうしている人もいるわけだし。

もしうまくいかなくたって挑戦する価値はあると思うけど。それだけ得られるリターンは大きいよ。


子育ては短距離走ではなくマラソン。10年も20年も続くもの。

そして今はこれまでのどんな時代よりも、個人で稼ぐことがやりやすい時代。

そして子育てと起業の相性は最高。

挑戦は1秒でも早い方がいい。

今日が人生で一番若い日。



さて、あなたはどう生きる。



👇ラジオでも話しました。このテーマは熱が入ります。



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【おはなし屋なおとのプロフィール】
おはなし(対話)で生計を立てる起業8年目のライフコーチ。資格や肩書きに捉われず個人で稼ぐことを伝え続けている30歳です。情報発信で全国各地にクライアントさんができ4年前に地方移住。地元で子育て(2歳0歳)しながらオンラインで活動。note20万PVラジオ3.3万再生YouTube登録1200人。日々コツコツ発信してます✌️

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