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【単巻5冊読書感想54】『最後にして最初のアイドル』『大進化どうぶつデスゲーム』『大絶滅恐竜タイムウォーズ』『ベトナム現代短編集 1』『藻類』

 note投稿自体、久しぶりなのかな?

 近況……。

 本読んでました。

 というわけで、今回の5冊はこちら。

【1冊目】ヲタクなアレ×本格SF『最後にして最初のアイドル』

 『学園ラブコメ』がおもしろのかったので、星野原々さんをローラー中。

 アイドル

 ソシャゲ

 声優

 すごく、ヲタクミームって感じ。

 でも、星野さんは、これをこう調理しちゃう!

 アイドル × 人間の意思

 ソシャゲ × 進化

 声優 × エーテルのある宇宙

 そう、ヲタクミーム × ハードSF なのだ!

 天才すぎる!!



【2・3冊目】『大進化どうぶつデスゲーム』『大絶滅恐竜タイムウォーズ』

 1巻目。

 まぁまぁ、面白いライトSF。

 2巻目。

 なんだこれは……加速というかビックバンで宇宙の外に追い出されたのかな?

 みたいな。

 うん、これは読まなきゃわからないと思う。

 1巻で脱落せずに、絶対2巻まで読むべきSFです。




【4冊目】無料で読めるアジア文学!!『ベトナム現代短編集 1』

 バーコードも、ISBNもない本。

 図書館でなんとなく「いろんな海外小説読むぞー」「アジア、短編集、よしこれだ」と借りてきました。

 公益財団法人大同生命国際文化基金さんの、アジア文学の翻訳事業があって、そのうちの一冊らしい。

 全国の図書館に寄贈するほか、なんと公益財団法人大同生命国際文化基金さんのHPから無料でダウンロードできます!!

 で。

 感想。

 商業小説と全然違うんですよ。
 今まで読んできたのってやっぱり商業小説だったんだなって思いました。

 ストーリーの盛り上げ方とか、アイデアの散りばめ方とか、キャラクターの作り方とかね。

 一番にきている枯葉剤の話は印象に残ったけど、あとは、この感想書いている時点で思い出せなかったり。

 ベトナム以外のアジア文学も無料で読めるので、気になる方はちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
 (いろんな都合で書籍版に比べて収録数は少なくなっているみたいですが……)



【5冊目】実は万能!?『藻類 生命進化と地球環境を支えてきた奇妙な生き物』

 藻類といえば、菌と共同体で地衣類を作ったり、サンゴやクラゲという動物とも共生する、共生のエキスパートな生物ですよね。

 というわけで、藻類の共生にフォーカス当てた文章を探しているのですが……。

 今回のタイトルは、ジャーナリストさんが著者。

 というわけで、ひろーくふかーく藻類について扱っています。

 地球史を絡めて藻類の歴史を辿り、食用の藻類、バイオ燃料としての藻類、そして、地球温暖化含め人類の活動でバランスを失っている藻類……。

 という、藻類の全トピックが一冊に詰まっているのではなかろうかというくらいの一冊です。

 まず、バイオ燃料。
 実用化まではできているのがビックリ。
 石油燃料と価格競争できないから、市場に出回ってないんだって。

 そこは、政府とか国際機関がなんとかしなきゃ、地球環境なんて絶対守れないよね〜。

 生物学的な生態を知りたかったので、ちょっとど真ん中ではなかったのですが、面白かったです。

 あと、まあ、翻訳が読みづらくて眠くて眠くて。

 まぁ、そういう本もあります。




 というわけで。

 今回は、ここまで。

 それでは、皆様の良い読書を願って。

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