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筆文字「己書」1ヶ月間毎日学んでみた!

筆文字に興味をもっていただき、ありがとうございます。

9月20日にパステルアートにかっこいい「文字」を入れたくなったのです!
そこから1か月、筆文字にチャレンジしてみました。
今やりたいと思った方、チャンスです。
今が一番若いのです。
お金もそんなにかかりませんよ。


なんと己書8級になりました!

これが己書

なんと1か月6回通って、めでたく8級になれたのです。
たかが8級、されど8級。ばかにはできませんよ。そろばん教室以来かな?
そこにいた諸先輩方が「おめでとう!」「おめでとう」と拍手してくれるんです。そんな経験を最近味わっていますか?
56歳にして恥ずかしさもありますが、人間は褒められるのに悪い気はしません。とても嬉しいものですよ。
なかなか褒められる!ことって、私たちの時代あまりなかったですよね。

筆文字「己書」との出会い

私は、パステルアートインストラクターになって2か月がたちました。
毎日一枚ずつ描いています。

パステルアートをインスタグラムに毎日投稿しながら、ほかの方の作品を見ていたら、パステルアートに一言書かれている投稿を見かけるようになり、私も自分のパステルアートに一言付け加えたくなったのです。

私に響いているように、書くことによって、誰かに何か伝えられることがあったら嬉しいと考えたのです。

そこで、まず考えたのが独学で筆文字を学ぶということでした。
まずアマゾンで「書いて楽しむゆる筆」という本と筆ペンを購入しました。

実際やってみると、今まで習っていた習字とは全く違い、独学でやるには少し難しかったのです。
やはり早く成長するためには、先輩に直接教えてもらえるのが有益です。

そこでインターネットで、筆文字を教えてくれる教室を検索しました。
そこで見つけたのが筆文字「己書」だったのです。

まず己書とは……

まずこの己書とは、字のとおり「己」=自分、自分の心のままに描くということなのです。

正解はなく、手本はあるけどそのとおりに書かなくてよい。ルールは全くない。書き順や書き方にとらわれることなく、自分が思うがまま自由に筆を走らせる。
そうやって自分の世界観を美しく表現する新感覚の書が「己書」なのです。

まさしくオンリーワン。オリジナルの書です。

ちなみに、この己書は、2012年日本己書道場快晴軒天晴(あっぱれ)師範杉浦正さんにより発案されました。

冨士道場の門をたたく


一番最初の作品

まずできれば女性の師範がよいと思い、冨士道場の門をたたくことにしました。やるからには早くやりたかったのです。
私の座右の銘は
「思い立ったら吉日。今が一番若い」
なのです。

とても丁寧な師範でした。
年をとっても、字は忘れないので、介護の現場でも「筆文字」は重宝されると教えてもらいました。

この己書なら「やれる」と思ったのですが、ネックが一つあったのです。
冨士師範がご自身の息子さんの話をよくされるのでした。
息子を亡くしたばかりの私には、少し引っ掛かってしまったのです。

冨士師範に
「師範を切りかえるなら、早めの方がいい」と言われていたのも材料にして断りをいれました。
早めに師範をかえるのは、これから先の級などに影響してくるからです。
ひとりの師範から何回学んだかで級位が上がっていきます。途中で師範をかえることは級位をあげるには遠回り。それを気にしないならよいのですが、師範にも迷惑をかけることになります。
もし師範をかえるつもりがあるなら、早めに切りかえるのがおすすめです。

平井師範に決めた!


この気持ちで・・・

己書、長く続けられそうです。
となるとこれから先、年を取っていくことを考慮しなければなりません。
男性師範ではありますが、自宅に近いこととオンラインでも受講できるという点から、平井師範の門をたたくことにしました。

私は、実家宮崎に介護で帰ることもあるので、そんなときもインターネットがつながればどこでも教えてもらえるのはメリットです。

試しに、さっそくオンラインでやってみることにしました。
初めてのオンラインでの講座、カメラがパソコン内蔵なので、パソコンを逆さまにしたり持ち上げてみたり試行錯誤しながら、なんとか楽しくできました。
画面の向こうの仲間にも作品を褒めてもらって、気持ちよかったですよ。
平井師範はとても優しい方でした。

ちなみに平井師範は、以下に書籍をだされている先生で、己書では権威のある方です。

平井道場の門をたたく


いよいよ近所の道場で、平井師範と対面しました。
平井道場は、キチキチしていなくて、みんながあたたかくて、和気あいあいのアットホームな環境でした。
誰でも気軽に受け入れてくれる環境で、ホッとしました。

教え子の中には師範の方もいて、その方は片田舎で教えているそうです。教えるきっかけは「田舎のみんなのコミュニティを作りたい」と思ったことだそうです。

長年共働きで農業をしていたり、両親の介護していたり。そんなものだというあきらめの昭和の風が、田舎には残っていました。
気づいたら私には何もない……という方がまだ大勢いるらしいのです。
そこでそんな方のためにも「己書のおもしろさを伝えたい」と思ったそうです。

そしてその生徒さんたちは、趣味ができ、そしてコミュニティもでき、毎日苦にならず「己書」を書いているそうで、上達もとても速いとのことでした。

こんなことができる「己書」なのです。

こりゃ私はやるしかない!

さあ学び開始!

スカイツリー幸座の編

千葉だけでは物足りず、平井師範を追って、スカイツリー幸座まで出かけていきました。
ここでもあらたな出会いがありました。
各地からわざわざ師範を頼ってたくさんの方が来ているのです。
ここにこないと出会わない方々です。

8級になりました!

そして、1ケ月でなんと6回通い、めでたく8級になったのです。
そこにいた諸先輩方が「おめでとう」と拍手してくれました。
56歳にしてこの恥ずかしさと嬉しさ・・・。
しかし、褒められるのはとても嬉しいものです。

まとめ

やはり、オンラインより生の声、ほかの生徒さんや師範の方の声が聴けるので現地に通うのは意味がありました。
この出会いは、これからの財産になります。

己書をやっている方は、みなさん前向きです。
もちろん今は自分のためですが、いずれ誰かのためになると嬉しいですね。

これから師範のもとで己書をコツコツ学び、平井師範を追って各地に顔をだして、いろんな方に出会い、お話を聞いていきたいですね。

ぜひ「己書」をやってみませんか?
そんな出会いがありますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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