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百貨店に入っている日本茶ブランドを調べてみました

日本の茶葉ブランドといえば、創業300年の歴史を持つ『一保堂茶舗』というのが自分の中での印象なんですけど、一般的にはどうなんだろう。

『一保堂茶舗』は、1717年(享保2年)創業の京都に本店を構える日本茶専門店。抹茶、玉露、煎茶、番茶などのお茶や茶器の販売はもちろん、淹れ方教室やイベントも開催しています。

『一保堂茶舗』の煎茶は「浅蒸し」という、蒸し時間が浅く、細長く整った形状の茶葉が特徴です。そのため、抽出したお茶の色が澄み、すっきりとした飲み心地となっています。値が張る茶葉は、旨味がすごくて唸ります。

一方、「深蒸し」は蒸し時間が長く、形が崩れて細かい形状の茶葉で、抽出したお茶の色として緑が濃く、コクが強い仕上がりとなります。

「浅蒸し」「深蒸し」の具体的な蒸し時間、味、香り、葉の形状、お茶の色などは、下記ページを参考になさってください。

話を戻しまして、日本の茶葉ブランドについて。

ブランド力を計るのに百貨店への出店数が一つの指標になるだろうと思い、先日、昨年2022年の百貨店売上高上位10店舗に入っている、日本の茶葉ブランドを調べてみました。

2022年百貨店売上高上位10店舗に入っている、主な日本の茶葉ブランド

『一保堂茶舗』の出店数、圧巻でした。百貨店売上高上位10店舗のうち9店舗で『一保堂茶舗』が取り扱われていました。いろいろなデパ地下で、『一保堂茶舗』をよく目にはしていたけど、ここまで圧倒的な存在だったとは。

ちなみに、日本の百貨店の王者、伊勢丹新宿店への出店は2023年3月で割と最近のこと。

主な日本の茶葉ブランドの創業、本社所在地、店舗数もまとめてみました。

主な日本の茶葉ブランドの創業、本社所在地、店舗数

『一保堂茶舗』は1717年に創業され、その歴史は長いものの、『山本山』は更に古く、1690年創業だったんですね。また、『伊藤園』は1966年に創業された、比較的新しい茶葉ブランドであることもわかりました。

『一保堂茶舗』の浅蒸しの茶葉、大好きです。また、本店に行って、お茶とお菓子を頂きたいですね。


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