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求・面白い作家と本

面白い本が読みたい 割と毎日そう思いながら暮らしていて、気がつけば本が増えている

今の家から徒歩5分の場所に本屋があるので、"本屋にちょっと立ち寄る"という機会が格段に増えた スーパーの帰りに寄ってしまい無意識に文庫本を買って帰るという、まあ、ある意味天国

本を買うときは、基本的に平積みされているものからざっと見て、タイトルと表紙に何かしらの興味を抱いたものを手に取り、あらすじを軽く確認、文体とテーマをさらっと読み、もっと読みたい!と思ったものを買うようにしている 売り上げ一位!とわかりやすく掲げてあるものは意外と買っていないかも 賞を獲ったものは気になるので、どんなジャンルでも軽く読んでみる

好きなジャンルは純文学で、あまりミステリーは読まない
長編が好きで、短編集は少し苦手(一冊の中に色々な物語が出てくると、設定の変化と登場人物の確認で疲れてしまう)

好きな作家は村上春樹、色川武大(阿佐田哲也)、川上未映子、西加奈子、カズオイシグロ
パッと出てくるのはこのくらい あまり作家さんを知らない

ダントツ一番読んだのは村上春樹で、何度も何度も読み返すというのはこの人の本でしかあまりしてない 村上春樹の中でも特に好きなのは、スプートニクの恋人と1Q84。ねじまき鳥、ハードボイルドも好きだ


本好きの人からすると、それは違うんじゃないか!と思うだろう、私の意見を言わせて頂くと
本屋に行くのは好きなのだが、その本棚の中から自分好みの面白い本を見つけ出す、という行為に少し疲れたりもする
やはりお金をかけている分、あまり失敗したくないという気持ちが常にある
冒頭を読み、ああこの続きが気になる!と購入したはいいものの、帰宅しじっくり読み始めてみると、あれ、つまらんな と感じてしまう本にかなりの確率で遭遇する かなりかなしい 

その点、特定の作家を好きになると、私にとってかなりありがたい状況となる
作家を好きになると、その人の本を全て読むまで気が済まなくなるので、私的には「本屋で面白い本を選ばないといけない」という意識からしばらくの間逃れることになるのだ これは本当に嬉しいことで、面白いことが確定・膨大な本の中から自力で面白い本を探し当てないといけないというプレッシャーから解き放たれる、唯一の方法

好きな作家を増やしたい
好きな作家を増やせば、手軽に最高な読書体験ができるのに

と言いつつも、自分好みの作家に出会うということはかなり難しい
私は作者の人柄まで意識してしまうので、簡単な話、かっこいい人間の書く本が読みたい
人柄で言えば、個人的には色川武大(阿佐田哲也)がダントツでかっこいいと思っているので、彼に出会えた時は心底嬉しかった こんな気持ちいい人間がいたのか、そしてその中身を残しておいてくれたのか、と感動すらする

好きな作家を見つけるためには、本を読まないといけない
つまり、本屋に足繁く通い、いろんな作家の本を手に取ってみないといけない
あらすじを読み、購入し、家で読み始める、という行為が必要不可欠
つまり冒頭に戻るというわけだ

読書欲が再燃しつつある今日この頃、先ほどAmazonで中島らもの本を二冊買ってみました
この人に関しては、その生き方に興味があるので、かなり期待している

みなさんおすすめの作家、いつでも教えてください
作家に限らず、面白い本も教えて欲しい
情報待っています



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