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入口をやさしくエスコートする。


ワイドショー的なもんを

ながら見してると改めて思うが


私たち国民はやっぱり

見解や分析を専門家角度で

見せさせられているだけだ。


これでは政治に関心を持って

参加しようという意識が

全体に芽生えないのも頷ける。


たぶん、今のそういう角度で

やってしまうと興味を持つ

入口が難易度が高いまま。


興味を持たせる入口に対し

工夫がまったく見られない。


基本問題や知識がない人に

いきなり応用問題を見せて

こうなんですよと解説する。

そのフシがありありと強めで。


これ、見てる人の気持ちを

本当に考えていないでしょ?


勉強に興味ない人に応用問題から

入って、こうなんですよと

説明されても、心が動きますか?

前のめりになることある?


興味を持つという感情を覗き込むと

自分が無意識に前のめりになって

前傾姿勢にさせられているか?で。

そこが大事だと思うんですよ。


そのための興味をひく

アプローチ自体がそもそも

間違っていませんか?って思う。


専門家角度の分析って人選も

メディア側が依頼しているが

この人らの話を聴いて果たして

私たちがどう感じるのか


政治に関心を持たせるという

入口の時点で前のめりにさせる

視点から考えていないのが明白。


政治に関心を持ってほしいと

考えているように見せかけて

メディアの都合の良い伝え方で


やってる感をパフォーマンスして

時間内にまとめたフリをして

満足して報道感を出しているだけ。


いつも腑に落ちないんですよ笑

メディアがその筋の専門家に

解説をお願いしているんですけど。


他のジャンルも含めてですが

あえて基本問題や基礎知識を

入口にしてアプローチすること。


素人目線の角度から発言する

コメンテーターを媒介として

私たちが基本問題から経由。


そうすると「入っていきやすい」

いいクッションから興味を持ち

入って行きやすくなるんですよ。


よくネット上では無知なタレントが

しゃべるな的な意見も散見するが


それは応用問題できる人のレベルで

先生、もっと難しい問題や

マニアックな問題を出して下さい。


じゃないと、勉強してる甲斐がない

勉強できる自分たちの期待に

応えて、とリクエストする奴

学生時代のアレと同じなんですよ笑


それをやると専門的な土台を

つくってから入ってこい

素人は入ってくんな的な

世界をつくりこむだけなんで。

裾野は広がらないんです。


いまのメディアはある程度の

知識を前提としていたり、

あるいは基本の説明はそこそこに

応用問題をいきなり提示して

それを解説させようとする。


そうなると関心を既に持っている

基本を押さえた人たち向けに

わかる人だけわかればいい的な

引っ張り方でやってしまうんです。


おそらく中間のレベルをとって

初心者も中級者も上級者も含め

網羅的にやろうとしてるけど。


今の時代、テレビだけじゃないから。

ネットでやるほうが適している。

テレビは初心者向けで基本を

丁寧に前のめりにさせながら

全体を起動させる役割に一番

適しているのだから。


その基本から前のめりに起動させ

入りやすくして実際に参加意識を

高める役割を担うべきですよ。


詳しいことや応用編はネットに

配信に任せていけばいいんです。

たとえ専門家気取りが馬鹿にして

幼稚なことを、と蔑んできても。


入口をエスコートするメディアに

テレビがなっていかないとダメ。


今のままだと中途半端に全部を

網羅しようとして全部が中途半端で

飽きられてしまうだけでしょうね。


入口で興味を持ってもらって

入りやすくすることって大事。

あらゆるジャンルに共通してる。


それが政治に対しても参加意識を

高める最初の一歩になるのだから。







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