見出し画像

キモオタフィットネス②ヒョロガリキモオタのための栄養学

コロナ禍ですっかりジムの更衣室が怖くて、混雑した時間帯を避けて通っております。今月になって週1いけてるかどうかです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今日は、キモヲタフィットネスのコーチの教え「栄養学」から学んだことを書こうと思います。ヒョロガリキモオタのみんなは参考にしてください。
本当に臨床栄養学を学びたい人はESPENのLLLがお勧めです。ESPENに入会しなくても学ぶことができますので、NSTを志す皆さんはそちら側をよろしくお願いします。

通っているジムは、パーソナルではないですが、2-3人に一人のコーチが毎週教えてくれる、入門コースがあるのです。40を過ぎて新しいことは人に習うしかない。おじさんはすぐに申し込むのでありました。

コースの内容はこうです。たとえば今日はたくましい腕をつくるにはどうしたらいいか。そのためにはこの器具を使う、その器具の使い方や、強度、推奨回数などを教えてもらっていました。これはエエもんですなぁー。
そして、簡単なフィットネスのレクチャーもあるんです。

今回は、「栄養」がテーマでした。

コーチ「いいですか!成人男性(おっさん)が筋肉を増やすために必要なカロリーはいくつですか、そう!2700キロカロリーなんです!!」

俺「なるほど!」

※説明しよう!
1日に消費するカロリーをTotal Daily Energy Expenditure(TDEE)と言う。
「基礎代謝量(Basal Metabolic Rate -:BMR)×身体活動レベル」で計算することができるのだ!
BMRは古典的なHarris-Benedict、前者の日本人向け簡易版、国立健康・栄養研究所の式など様々な計算方法があるが、近年は「Mifflin-St Jeor Equation」、「Katch-McArdle Equation」、「Revised Harris-Benedict Equation」など乱立している。どれもだいたい同じような結果になるのだ!
僕は2700kcalよりはちょっと少なくてもいいかもしれんけど。

コーチ「いいですか!栄養素には、炭水化物、タンパク質、脂肪があります!一番大事なのは??そう!!タンパク質です。体重(kg)×2gはとりましょう!!!」

「なるほど!」

※説明しよう!
エネルギーのバランスを示すのにProtein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)の頭文字をとり、このエネルギー産生栄養素の摂取比率のことをPFC比というのである!
理想バランスはP 15%(13-20%):F 25%(20-30%):C 60%(50-65%)なのである!2700kcalの15%は400kcalであり、400kcalをタンパク質(1gあたり4kcal)でとるには400÷4=100gとればいいのである!無敵!

「タンパク質やカロリーはメニューで全部書いてあります!余裕ですよ!!牛丼食べましょう牛丼!!!余裕で1200kcalくらいありますよ!!」

すき家のサイトによると
牛丼並盛は733kcal(タンパク質22.9g)、 大盛りは966kcal(30.1g)、特盛は1176kcal(40.4g) なのである!!
特盛かよ!!!ヒョロガリキモオタにはきついよ!最近チー牛もきついよ!

「質問です、食べても痩せてしまうんです・・・コポォ、、、」

コーチ「食べたより多く運動するから痩せるんです!!少ない食事量でジムトレーニングをすると痩せるんです!!」

「引き算!なるほど!」

「でも先生、ボクそんなに食べれないんです・・・どうしたら・・・ドュフ・・・」

コーチ「腹いっぱい食べるんじゃなくて7割くらいを1日5回分けて食べるんです!!」

「なるほど!!(0.7×5=3.5>3食)」

「結構食べやすいものとか、おすすめのものがありますか?、あんまりこってりしたものはそんなに食えないんです・・・ゾナモシ・・・」

コーチ「モチくいましょうモチ!いいですか、そういう人はとりあえず、カロリー!!モチです!!カロリーとってからタンパク質とか考えましょう!あと、うちで売ってるプロテインも効率がいいですけどね☆」


Summary and Recommendations
・ヒョロガリキモオタは自身の低栄養を主観的指標を用いた栄養アセスメントツール(Subjective Global Assessment : SGA)で自らをアセスメントせよ。
・タンパク質は体重1kgあたり2gを牛丼で摂取しろ。
・ケビン山崎流食生活を参考にしろ。
・餅を食え。
・プロテインはいいぞ。

全国のヒョロガリキモオタの諸君の参考になれば幸いです。
モテるとか無理なんで、せめてみんなで健康になりましょう。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?