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AALTOデザイン

わたしは、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルトご夫婦が好きだ。旦那さんはフィンランド出身の建築家で、奥さんはデザイナー。20世紀を代表する素晴らしいアーティストだと思う。

彼女がデザインしたガラス製のタンブラーは、大学の恩師からいただいて以来、長年愛用していて、とても気に入っている。

旦那さんも、建築だけでなく、家具やガラス製のフラワーベース、ファブリックのデザインなどを手がけていて、その形や色味がすごく素敵で、好みなのだ。フィンランドへ訪れた時に展覧会へ行って、さらに好きになった。

建築では、タイルやレンガをあえて様々な組み方で試した住宅を建て、それぞれの素材の性質を実験したような家がある(通称“夏の家”)。
素材たちは、現場で余った素材を使っていたらしい。そういう、好奇心や探究心が垣間見えるようなところも素敵だなと思う。

家具やフラワーベースは金額的にもなかなか手が出ないものの、今回ちょうど壁に布をかける必要が出てきたので、比較的手が届きやすいファブリックを購入することにした。

フリーハンドで描かれたパターンに、主張しすぎないサンドカラー。同じ柄で黒色バージョンをよく見かけていたけれど、寝室の壁なので目に優しい色を選んだ。

もしクッションカバーにするならこの柄のこの色もいいかも…などと想像を膨らませて脱線することすら楽しい時間だった気がする。

今年が生誕125周年らしく、来月にはドキュメンタリー映画も公開されるようなので、ぜひ観に行きたい。フラワーベースなども、部屋に迎え入れられるぴったりの場所を見つけて、いつかお迎えしたいなと思う。

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