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Murrey Math Lines
Trading Viewでは大抵のものが見つかる。Murrey Math Linesを描画するインジケーターを見つけたので紹介する。
T. Henning Murreyが1995年に発表したトレードシステムである。相場の値動きはすべて幾何学(geometry)で解き明かすことができるという立ち場に立つ。その根底には、W. D. Gannがある。なかでもGannのオクターブ理論が基になっている。
MIDAS Curves
MIDAS は、Paul Levine が1995年に公開したとトレーディングシステムである。「Market Interpretation/Data Analysis System」の頭文字から「MIDAS」と命名された。むろんこれは古代ギリシャのMidas王にかけている。
オウィディウスが「変身譚」に書き残した故事によると、プリュギアの王ミダスは、ディオニューソス神に願いを1つ叶えて遣わすと言
注目ラインと待ち合わせ場所について
私のnote記事は不親切極まると常々各方面から苦情が寄せられるのだが
まず大前提として自分自身のために書いている。トレードを教えるとか
手法を伝授するといった気持ちはきわめて希薄だ。それでもそんな記事から
気付きやヒントやアイデアを得て、ご自身のトレードに活かしている読者が
少なからずいることは、とてもありがたく思う。
来る1週間における注目すべき重要なラインという記事にいたっては
個人的な週間
日経225先物 朝イチトレード
寄り付き後の9時から10時を IR(Initial Range)ということは前にすでに書いた。9時から10時までのあいだにつけた高値は調整の下げを伴うという癖が日経225先物にみられる。この癖は統計的なデータによって裏付けられいる。これを利用して逆張りでショートする。ちなみに、統計的データによると、ロングよりショートの勝率が高い。ゆえにショート限定とする。
使用するチャートは日経225ミニの5分
迷い0 再現性100% 客観的に水平線を引く方法
「迷い0 再現性100% 客観的にトレンドラインを引く方法」という記事を書いた。
今回の記事はサポート(支持)やレジスンス(抵抗)となる水平線を「迷い0」「再現性100%」で引く客観的な方法についてである。
種を明かせば拍子抜けするほど簡単だ。フラクタルに引く。以上。
サポレジ転換、リバースタッチ、ラインへの2度目3度目のタッチなどをエントリー根拠のひとつとして注意深く観察するといいだろう。
日経225先物ナイトセッション レンジブレイクアウト手法
ORB (Opening Range Breakout) と DR/IDR (Defining Range/Implied Defining Range) に関する記事を過日投稿した。
今回の記事はいわばその番外編である。日経225先物ナイトセッションにおける値動きの特徴(癖)を利用する。具体的には、倫敦時間の値動きを参考にして紐育時間にトレードする。日経225先物に特化した手法で他の銘柄への応
Leviathan Pivot
私は古のトレーダーではあるが、さすがにローソク足を方眼紙に手書きした経験は持たない。けれども、ATR、ピボット、各種フィボナッチなどをExcelを使って算出した経験ならある。適正ロット数を割り出すこともつい2年ほど前まではExcelが頼りだった。なかでも最もExcelを活用したのが、マーケットプロファイルとギャンである。
マーケットプロファイルについては、Trading View搭載の出来高プロ
Volume Profile 出来高プロファイル 実践的トレード手法7
私はスコラ学の信奉者ではなく、むしろそれを全否定するルネサンス・ヒューマニズムの落とし子なのだが、14世紀のスコラ学者オッカムの「剃刀」は言い得て妙だと思っている。「オッカムの剃刀」(novacula Occami)とは不必要な仮説や理論をすべて削ぎ落とすことで真理がよりはっきりと見えてくるという考え方を言う。Non sunt multiplicanda entia sine necessitat
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