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1人旅。

何年も前から計画していた大阪旅。

息子が生後7ヶ月ごろ、検査入院で入院した時
同室だった同い年の男の子を持つお母さんと
偶然、仲良くなった。

わたしにとっては
「お母さん」として初めての友達。

その子とそのお母さんは
兵庫県から定期的に岐阜へ通院しており
これまでにも岐阜に来るタイミングで
何回か会いに、、。

いつか一緒にどこか出かけたいね、と
少しずつ計画が進んでいく中
始まったコロナ禍。

4年越しの実現でした。

お互い子供を家族に託し、
友達とだけで泊まりのお出かけなんて
何年振りなんだろう。

わくわくしながら向かいました。

せっかく行くなら、と
途中、京都の行きたかったところへ。

京都済生会病院の中にある、
NAKANOTEI COFFEE 西山さん。

入ってすぐ、病院内に居心地良く馴染んでいる
NAKANOTEI COFFEEさんがありました。

アイスコーヒーをいただきました。

お次は近くの
NAKANOTE COFFEE 天王山さんへ。

チーズケーキ(自家製ブルーベリーソース付)
デカフェカフェオレ

とってもおいしかったです。

天王山のカフェは、
同じ空間の中に、
就労支援B型があります。

壁で仕切ってあるものの
立ち上がって覗くと見える感じ。

利用者の皆さんが、
自分のペースで珈琲豆をピッキングしたり
梱包作業などをされていました。

覗くと少しだけわたしのことを
気にされている方もちらほら、、
気づいてもらえてなんだか嬉しかったです。

NAKANOTEI COFFEEという
素敵な空間を作られているのは、
一般社団法人 暮らしランプさん。

代表の森口さんとは、
1-2年前に知り合い、
岐阜に来てくださるタイミングで
だいたいいつもわたしが出店をしていたので
声をかけてくださって、
お話をしたり。

福祉を楽しいと思い、自ら色々と
展開されていく様子は、
実際に障がいのある子を育てる親からしたら
希望の光みたいな感じに思える。

伺った当日は、
何も連絡せず、突然伺ったので
会えないだろうなと思っていたけど、
これもまた偶然なのか、、
森口さん、小林さん、大下さん、と
岐阜でお会いした方、またお会いしたかった方
全員に会うことができた。

とても嬉しかった。

今年もちょくちょく岐阜に来てくださるとのこと。

とても楽しみ。



その後、一旦大阪まで行き、
ほとんど外国語しか聞こえてこない新大阪駅の構内を移動して、乗り換え、兵庫県尼崎市へ。

sandwich homeさん。

息子の持病には、たくさんの種類があり、
大まかに括られる分類としては
「ミトコンドリア病」という難病。

ミトコンドリア病自体、
国の指定難病にも指定されている。

なかなか同じ病気の子と知り合えない中、
同じ「ミトコンドリア病」の部類の持病を持つ
お子さんを育てるお母さん。

そのお母さんが経営されている
「sandwich home」さん。

わたしもいつかお店を、、と考えていたので
同じような病気を持つ子を育てるお母さんが
経営されているお店がある、ということを
知った時はすごく嬉しかったし、
行ってみたいとずっと思っていた。

できたてのホットサンドと
ノンフライのフライドポテトをいただき。

とてもアットホームで、
赤ちゃん連れでもハンデがあっても
ウェルカムな空間。

なによりも、
とても明るくて優しい店主の真奈さん。

お客さん全員と楽しく会話をされて、
とても楽しそうに働かれている姿は、
わたしもとても前向きな気持ちになれた。

遠く離れているけど、
またいつかお会いできる日が来たら
嬉しいな。


翌日は、待ち合わせしていた友達と
約10年ぶり?なUSJへ。
これでもかってくらい大人2人で
めいっぱい楽しんだ。

子供たちを産んで、入院して出会って
それからは、兵庫と岐阜で距離もあり、
なかなかゆっくり話せる時間も今まで無く、
それはもうたくさんたくさん話した。

知り合ってからは
もう5年も経つのに、
あまりお互いのことを知らなくて、

でも子供の共通点だけで、
この5年ずっと繋がっていられた。

やっぱり息子の存在は大きい。

もう一泊して、翌日午前中には
友達とバイバイした。

また近々会おう。

そこから、
大阪の西長堀にある、
「cafe weg」さんへ。

いつもお世話になっている
カフェ・アダチの店主さんおすすめのお店。

グアテマラとパパゲーノトルテ

とってもおいしかった。

店主さんもとてもお話ししやすく、
1人でも楽しい珈琲時間が過ごせた。

その後、これまた偶然、声をかけたら
予定空いてるよ!
と言ってくれた友達とお昼ごはん。

同じく障がいのある子を育てるお母さんと息子さん。

母親も子供も同い年。

子供に関しては、誕生日が1日違い、、!

話したいこと聞きたいことが盛りだくさんで
マシンガントークのまま
あっという間に時間が過ぎてしまった。

もっと近くにいて、定期的に会えたら
嬉しいのにって思った。

生まれて初めて、
電車を乗り継いで行った1人旅。

久しぶりの電車にわくわくしたけど、
乗り間違えたり、時間に遅れたり、、
たくさん歩いて足が痛かったり、、

それでも会いたい人に会えて、

刺激いっぱいの3日間だった。

100km以上離れた、
全くゆかりの無い場所なのに
行けば話せる人がいる、
ということは
なんだかすごいことなのでは、、
と思ってしまった。

1人旅だったけど、
全然1人じゃなかったな。

「岐阜」という字を見た時の安心感。

まだここから車で1時間かかりますが、、

旅から1ヶ月が経ちますが、
いまだに余韻に浸れる。

これも、息子を見ていてくれる主人、家族。
理解のある主人、家族のおかげです。

そして、旅で出会った全ての人、
全部息子が繋げてくれたご縁。

息子に感謝感謝です。

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