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#1096 「自分とメンバーの考え方が違う」という悩みを考える

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

卒業シーズンですね

昨日は、長女ちゃんの中学校の卒業式でした。
とうとう中学生が終わっちゃうと思うと、早いなというのと、高校生って信じられない、そんな気持ちがあります。
今月は、チーム全体でも、卒業式とか卒園式とか、ああ、節目なんだなという仲間の予定もめじろ押しで、これがセットで4月に入ると入園入学式になってくるんですけど、3月感を感じています。
卒業といえば卒業ソングですけど、私は「3月9日」と、最近のやつだとRADWIMPSの「正解」がめっちゃ好きです。
長女ちゃんの卒業式でくるかなと思ったんですけど、違う曲で「おっと、そっちか」と思ったんですが、それはそれで泣けました。

今月もやります生放送&生対談♪3月28日21時より

そんな今日この頃ですけれども、今日のVoicyはチャンネルの質問ボックスにいただいたご質問を取り上げてお届けしたいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせてください。
今月は、3月最終週の28日木曜日の夜に生放送生対談をお届けしたいと思います。
おなじみ育休&共働きコミュニティikumadoを運営する千木良さんをお招きして、今回は「脱・イライラ~家族との対話を考えよう」というお題で放送をお届けします。
生放送の予約ページが立ち上がっておりまして、お便りを送れますので、ぜひパートナーや子どもや両親とのコミュニケーション・対話・関係性みたいなところで取り上げてほしいテーマがあれば、ぜひお便りなんかも送ってみてください。
千木良さんも交えて、みんなでいっしょにワイガヤをしましょう。
それでは、本編をお楽しみください。

チームのメンバーへの働きかけについて悩んでいる

今日は、いただいたご質問を取り上げて放送を届けしたいと思います。
質問者は、ユタカさんです。
ユタカさん、いつもお聴きいただきありがとうございます。

【いつも仕事のヒントになる放送をありがとうございます。
今、チームのメンバーの仕事に対する考えが自分と大きく違っていることから、こちらが期待している行動をしてもらえないことに悩んでいます。
例えば、私はチーム内で起こったことや気づいたことをふまえて改善策を考え、チームに提案していくことをメンバー全員でやっていければ理想と思っていますが、メンバーには面倒なことはしたくないと思っている人もいて、チームへの提案などにとても消極的な人もいます。
そういった人に、どのようにチームに貢献してもらう、行動をしてもらうのか、小田木所感をお願いします。】

ユタカさん、ありがとうございます。
ぜひ一緒に考えてみましょう。

まず、ご質問の概要ですけれども、チームのメンバーへの働きかけについて悩んでいるということですね。具体的には、期待している行動を取ってもらえない。何が期待している行動かというと、改善策を考えてチームに提案すること。こんなふうに書いていただいてます。
さらに、なんで期待している行動を取ってもらえないかという点については何が要因だと考えているかというと、メンバーの仕事に対する考え方が自分と大きく違うこと。例えば、改善提案をすることや、それをチームに提案することは、面倒でしたくないと思っているんじゃないか?
これが、質問者さんの見立てですよね。
この「なんでもっとこういう動きをしてくれないんだろう?」とか「なんでこういうことに消極的なんだろう?」みたいな思いって、結構あるあるですよね。そんなあるあるのシーンの一つだと思いますが、私なりに一緒に考えてみたいと思いますので、よろしくお願いします。

自分を比較対象にして相手を見てしまう

小田木所感はどこから入っていくかですけれども、私は常々思うことがあるんですけれども、私たちに悩みを生み出すものはいろいろありますよね。
そんな悩みを生み出すものの、結構大きな一つが、自分を比較対象にして相手を見てしまうということじゃないかなと思います。
これは本当に私も含めて、みんながはまりがちじゃないかなと思いますけど、どうですか?
自分を比較対象にして相手を見てしまう。
例えば、「自分はこう考えるから、相手もこう考えるべきだ」とか、「自分はこのぐらいやるから、相手もこのぐらいやってほしい」とか、「こういうとき、自分はこうだったから、相手もこういうふうに考えたり、行動したほうがいい」はっきり自覚はなくても、無意識にそう考えているということも含めて多いんじゃないでしょうか。
例えば、それが仕事感だったり、頑張り方だったり、優先順位だったり、もしくは「こういうシーンでどう考えるか、働くか?」パートナーとか、子どもに対してとか、職場だと後輩に対して、同僚に対して、メンバーに対して、自分を比較対象にして相手を見てしまって、それが悩みにつながるということがすごくあると思います。
それの派生が、「普通こうでしょう?」とか、自分のニーズや希望が「普通はこうだよね」みたいな前提になっちゃうケースも、ままありますよね。

「違う」ということを悩みやストレスにしがちな私たち

これはどういうことかというと、本来は違うというだけのことなはずなんですけれども、違うということがそのまま悩みになってしまうというのが、私たちがはまりがちなことだし、自分で悩みを生み出してしまう、その源泉なんですよね。違うということがそのまま悩みになってしまう
これは、本当は「あ、違うんだ」でいいはずじゃないですか。「あ、自分とは違うんだ」「考え方が違うんだ」と、「違うんだ」でいいはずなんですけれども、この違いをストレスや悩みにしちゃうと、本当にしんどい。
だから本来は、自分と違うということも「あ、違うんだ、同じじゃないんだ」だけでいいと。
まず、この辺をスタートラインにできたらいいかと思います。

さらに一個だけ付け加えると、違うかどうかも、考えとか思いについてはちゃんと聞いてるケースって意外と少ないので、そこについても実は思い込みや決めつけの場合もあるから、やっぱり注意が必要ですよね。

ということで、考え方や、とあるシーンでとる行動が違うということは、「あ、違うんだ、同じじゃないんだ」ここからにしましょう。
それをそのまま悩みにしない。
これがスタートラインですと思います。

どういう考え方をするかはいったん脇に置いて、行動だけに着目する

なので、同じ思いを持てるかどうか、同じように考えられるかどうかというところにこだわっちゃうと、前進が難しくなっちゃうので、何をどうとらえるかとか、どういう考え方をするかは、いったん脇に置いて、行動だけに着目して、ステップバイステップで進めていくというのが、方向性になるかなと私は思います。
行動だけに着目する
その人が、どういう価値観か?とか、どうとらえるか?というのは、いったん脇に置いちゃう。
こうすると、自分と同じように考えないとか、相手はどうやら価値観が違うらしいというところが、まず悩みじゃなくなりますよね。

やってみて良かった体験を増やしていく

じゃあ、ステップバイステップで進めるというのはどういうことなのか?
例えば、こんな感じです。
今回は、メンバーからチームに対して改善提案があがってきて、チームの仕事がよりうまく回っていく、こういったゴール感をイメージされていますけれども、「チームに改善提案ができる」を分解していく必要があると思います。
今、そうじゃないものが、いきなりあらゆる人がチームに改善提案をバンバン出してくるみたいな状態にはならないじゃないですか。
一気にできるようになるには、かなり高い山だと思いますので、これをもうちょっとステップステップに分解していくというイメージです。
例えば、まず問題に気づける違和感が持てる、これがスタートラインですよね。「なんかおかしいな」という気づきだとか、違和感がない限りは、改善提案なんて、つながらない先にある異次元ですので、まず問題に気づける、違和感が持てる、ここがクリアできるかどうかみたいなところが、第一ステップになると思います。

そうしたら次は、とにかく階段を小さくしていくんですよね。
気づいた問題を共有できる。もしくは聞いたときに言えるって感じですよね。「なんか非効率だなと思うんです」とか「なんかこのままだとやりにくいなと感じます」これも、大事な大事な一歩ですよね。
この時点で「あ、気づいて言うって、こういう体験か」みたいなのが、メンバーの中にも芽生えてくると思います。

問題に気づける、問題を共有できる、これはそれぞれ別ステップですよね。
ということは、解決策を考えられるというのも、やっぱり全然別ステップなはずなんです。
問題をようやく言えたばかりの人が、いきなり解決策を自分で考えるのは難しいと思いますので、もしさらに小さいステップを設計するとしたら、問題を共有できたら、まずはみんなで解決策を考えるということですよね。
「ありがとう、確かにそれは違和感があるよね」とか、「ちょっと非効率だよね、じゃあ、どうするかはみんなで考えよう」こんな感じ。
ここまでいくと、たぶんメンバーの中に「問題に気づいてよかった」「仲間に共有してよかった」という体験が蓄積されていくと思います。
感謝されたとか、一緒に解決ができたとか、もしくは、仲間がいることで、自分では思いつかない解決策が見つかった、こういう「共有してよかった体験」が、ステップの中ではめちゃくちゃ大事ですよね。

ここでもしも、気づいて共有したはいいんだけれども、「いやいや、解決策まで言ってよ」みたいな感じで言われたり、ひどい場合には、「おまえが言ったんだから、おまえが解決策を考えろよ」みたいな感じの体験になっちゃうと、「もう二度と言わね」みたいな感じですよね。
それこそ、解決策を考えたり言うのが面倒くさいという体験そのものを確信するような出来事になっちゃいますので、こうならない、共有してよかった体験を増やしていく。

さらにその先に、みんなで考えた改善策をやってみたら、なんかよくなった、改善してよかった体験ですよね。
このずっと先に、「じゃあ、自分からもっと積極的に発信しよう」とか、「自分でも解決策を考えてみよう」があるはずなので、この辺のステップがなしに、いきなりやる気満々で解決策をバンバン出してきて、自分でグイグイ進めるということはないんじゃないかなと思います。

きっとユタカさんはリーダーなんでしょうね。
なので、そんなユタカさんに改めてシェアしたいのは、焦らず、決めつけず、ステップバイステップで、目指してる方向は全く間違ってない方向だと思いますので、そこに至るステップを小さく刻みながら、メンバーの意識の問題ではなくて、いい行動体験、やってみて良かった体験を増やしていくほうに、着目してはどうかなと思っております。
Voicyの中でも、いつも積極的な発信をどうもありがとうございます。
チーム運営を心から応援しています。

それでは、お聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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