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#0124 意味を問うのをやめ、行動しよう。何れ行動が意味になるよ。意味を考える前に行動して意味を作れよ。

こんにちは。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

東京は今日も天気が良さそうです。
雀の鳴き声が聞こえて、心地の良い朝です。

そんな朝に超ヘビー級の問いかけをします。

「生きる意味」「働く意味」とか考えたことありますか?

「何のために生きているのか」
「この仕事はなんのためにやっているのか」

私はごくたまにこういうことを布団の中とかで考えてしまうんです。
答えは出ないんですけど。
答えは出ないのは分かっているのに、答えを求めて本を読んだり思索に走ったりします。

昨日の放送ですが、荒木博行さんのVoicyでヴィクトール・E・フランクルの名著『夜と霧』を取り上げているのを聴いていました。

『夜と霧』は、第二次世界大戦中、フランクルがナチスにより強制収容所に送られた体験を、戦後まもなく記したもので、人間が人間として存在することの意味への意志を展開した人類史上超ヘビー級の本です。
(心の準備ができなくて、長期間、積読本になってます・・・)

「もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。」

この一説について、荒木さんが丁寧に解きほぐしていたのですが、マジでヤバかったのでシェアさせていただきます。(1635文字)

もう「生きる意味」とか「働く意味」とか考えるの辞めます!

○私の受け止め

もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。

『夜と霧』より

この一説を聴いて、正直、すぐには解釈することができませんでした。
「え?どういうこと?」と。

頑張って解釈しようとしているときに、荒木さんが次々とアシストを投げかけてくれます。

「私たちは常にこの瞬間瞬間、倫理テストを受けている。」
「その自覚を持って生きよ。」
「そうすれば、その人生に意味は出てくる」

そうすると、私の脳内にいる木下さんが出てきて、「PDCAのPはプランじゃなくパッションです!パッション!」と言ってきます。

そしてやっと、自分なりに受け止めることができました。

考えるのをやめ、問うのをやめ、行動しよう。
何れ行動が意味になるよ。
意味を考える前に行動して意味を作れよ。

荒木さんの語り口からも、言葉の重量感と深さを感じるので、お時間があるときに是非Voicyの放送を聴いてみてください。

私たちの日常では、よくPDCAと言われ、Pに時間を費やすことが多いです。だから余計に「この仕事に意味はあるのか」などと考えてしまうのかもしれません。

重要なのはDですね。Dするぞ!という気持ちになりました!

○もう少し深堀り

この本は、第二次世界大戦のナチスドイツ・収容所の体験をベースに書かれています。

この時点で、想像を絶する過酷な環境、常に理不尽な苦行を強いられる状況を想起しますが、我々の想像に及ばぬ次元であろうと思います。

・次元を超えた意志の強さ

もし、私が同じような立場だったとしたら、
「なぜ、自分はこんな思いをしなければならないのか」
「こんなことされることに意味はあるのか」
「生きる意味って何なんだろう」

と絶対に考えるはずです。

ですが、フランクルは「考えるな。問うな。」と言います。
「大事なのはその場で意味ある人生の行動をとるかだ。」と。

この環境下でよくここまでのことを言えるなと、次元を超えた意志の強さを感じます。

・人間として踏みとどまるかどうかは、己自身が決める

この瞬間瞬間で行動するしかない、行動の連続が意味のある人生を作っていく。ということと受け止めていますが、不条理な収容所にいて、これを言えてしまうのはマジでヤバイですね。

オーナーシップ、リーダーシップを1秒ごとに発揮していく。

動詞的に生きていく。

人間として踏みとどまるかどうかは、己自身が決めるのだ。

どんな環境にあっても自分の人生の主導権が自分にあるということ

裏を返せば他責にできないということであり、だからこそ「問うのをやめ、行動せよ。」ということなのでしょう。

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