ゴミじゃないんだ 辛い記憶は
学校の授業で
ひとりがひとつずつタイムカプセル作った
ビンに手紙とか宝物を入れて 紙粘土くっつけたペンギンの王様の形のやつ
10年経って20歳になったら開けるから
日付も書いてあった 2004年何月何日って
いつのまにか部屋の片隅にもいなくなった
20歳が近づいて、母親に聞いたら「捨てちゃった。あれタイムカプセルだったの?」
10年楽しみにしていた 開けられなかったタイムカプセル
でも
本当に大事なタイムカプセルは自分の中にあったんだ
子供の頃の気持ち
それと一緒にいることが大事だとわかった時
なによりも素敵なものを見つける
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