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ごめんなさい。

シングルマザーの方の前で、今日の私の料理が美味しかったことを夫が褒めた。

私もその場に居た。

「この人は普段から当たり前に料理をしてて、上手に作ったことを褒めてもらえることはないだろう」

「なんだか申し訳ない」と思う気持ちから

「いつもの料理が下手だから(たまに上手に出来ると褒める)だよ〜」と、謙遜した。


なぜ、褒め言葉を有難く受け取れなかったのか、あとからよく考えてみた。

いつもなら「褒めてもらったのに謙遜してしまうと相手の気分もスッキリしないだろう」と素直に「ありがとう」と受け取るオメデタイ人間なのである。


シングルマザーさんの事を「かわいそう」と思ってる時点で、間違えていた。

シングルマザーさんの幸せはその人が決めるということ。

幸せか、不幸せかを「私」が判断してしまっていた。

これはマズイ…


他の人に話せば、気にしなくて良いと言われるような内容かもしれない。


私がコントロールできるのは私の内側の世界だけなんだ。

他の人の心をコントロールしようとすれば自分がコントロールされる側になってしまう。

それは不可能なんだ。


自分の行動は全部自分で選択してきたんだ。

自分の心が誰かにコントロールされた事なんて、ただの一度も無かった。

こうしなきゃ怒られる

こうしなきゃ失礼だ

これがルールだから。

という思い込みから行動する。それは自分が選択した行動だ。


その人の心は、その人にしかコントロール出来ない。

という事を思い知った。


そんな木曜日だった。

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