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「猫のように暮らしてみたい」 その1

誰でも一度は思ったり考えたりしたことがあるのではないだろうか。

私は今まさに、猫のように暮らしている。
と言ったら誰もが羨ましいと思うことだろう。

猫のようにとは、例えば好きな時に寝たり好きな時に食べたり、
時に甘え上手で時に冷たく、
我が儘で自分勝手で自由だといったイメージだろう。

少なからず私はそう思っている。

そんな風に生きられたらどんなに楽になれるだろう。
そんなことを考え始めたら要注意だ。

あなたの心は病み始めているのかも知れない。


心の病「うつ病」は現代社会において誰もがなりうる可能性がある
ということを皆さんにもぜひ認識していただきたい。

自分には全く関係ないと思う方も多いことだろう。

しかしこの病気の厄介なところはぱっと見の外見だけでは
それとはわかりづらく、
また本人も自覚がないことが多いということだ。

誰にでも今日は何故か気分がいいとか、なんとなく落ち込むとか
その日の気分というムラというものがある。

ツキや運を信じたり、美味しいものや欲しいもので満たされたり、
逆に電車に乗り遅れたり、忘れ物をしたり、
他人と気まずくなって嫌な気持になる。

ちょっとしたきっかけで気持ちはコロコロと形を変え、
同じ瞬間に留まることはないのだ。

年齢や性別、学校や会社、親子、友人、恋人、上司などの対人関係や
社会性、個人の能力など私たちは日々周りの環境と対峙していて
自分の心や気持ちといったものを毎日ものすごい勢いで処理している。

ほとんどの人はそのことに無自覚だ。
それが普通だ、それが生きるということだと
多くの人が認識していると思う。
そのことに疑問を抱くこともないだろう。

私自身もまた人並みに普通に親に育ててもらうことも
学校に行くことも当たり前と思っていたし、
卒業すれば働かなきゃ、生活のためにお金を稼がなきゃと思っていた。

追い立てられるように
誰が敷いたかもわからないレールに乗り続けることに必死でいた。

そして、気が付いたら「うつ病」になっていた。

それからはや10年、
猫のように暮らす今に至り気づいたことをお話ししようと思う。

                          つづく。。。

今日も読んでくださった方ありがとうございます。




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