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チュニジア戦のラスト10分の視聴であたかも全てを視たかのような感想

 香川のうどん特集を観ていた。香川のうどん特集はつい観てしまう。いつから自分のサッカー熱は冷めてしまったのだろう。香川のうどんもいつかは冷める。その感覚だろうか。しかし、前回のブラジル戦は面白かった。三笘選手の仕掛けと相対するDFの一騎打ち。


……三笘選手の仕掛けと相対するDFの一騎打ち……

あれ。あれれ。ひとまず、代表戦にチャンネルを合わせる。後半35分だった。だが不思議と悔しくなかった。スコアは2点ビハインド。走っている選手、考えてる監督は私と違って悔しさに溢れていたのだろうか。そう見えないこともないが、プレーには鬼気迫るものが感じられなかった。
 
三笘選手は縦に仕掛けず、連携でサイドを攻略しようとしていた。前半で疲れたのだろうか。でもまあ、仕掛けりゃいいってもんでもない(観戦者としての私的にはどんどん仕掛けて魅せてほしいが)
久保選手は変なタイミングで中央から特攻していた。よほど、それまでのプレーでストレスがたまっていたのか。しかし、久保選手のドリブルは小回りとクイックネスがあり、ストライドとスピードの三笘選手と一線を画し、両方いると面白いとは思う。
古橋選手は持ち味が出ていなかった。やはり味方依存度が高いプレースタイルなのか。とはいえ、連携に参加して自分が飛び出たり、クロス精度が高かったり、飛び出しからの得点orアシストのみで這い上がってきたタイプではないと思うが、この日はその多様性が出ていなかった。
板倉選手。
普通のDFなら逸らすようなハイボールを収めたのには驚いた。現代サッカーは本当にポジション関係なく足元が求められる。FWに強度強度!やらプレッシャープレッシャー!と言い過ぎるのは嫌いだが足元の上手いDFは爽快感がある。その後の無謀なシュートは数分前のミスの挽回を狙ったものか。だとしたら、なんとも言えないが私からは「モチツケ」と言う言葉を差し上げたい。
吉田選手は足元が明らかに下手そうなタイプに見えるのに、意外と上手いと思うことがある。この日はそれが逆手に出たようだ。
長友選手は私が観始めてすぐに交代した。自分が活躍したときは外に出るときにアドレナリン爆発の様相なのですぐにわかる。この日は目を逸らしていたので見てない。でも、調子は良くなさそうだった。
堂安選手。
パッとしなかった。中へのくさび兼ラストパスがビシッと雷光のように突き刺さったが、あれをできる選手は今数多いる。VISAのCMのような華麗さと力強さを持ち合わせたドリブルは街頭以外ではでは出ないのか。
個人的には彼のポジションで奥川選手を見たい。
最後、森保監督は具合悪そうだった。
胃に優しい香川のうどんを食べればいいのではないか。

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