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植物的戦略はアートにも有効らしい発見

雪予報から一転暖かな連休、と思いきや、今夜はまた雪でしょうか?
暖かい日には、縁側で、苔玉と一緒に歌を歌っております。

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歌は文化

タップダンサーの私は、この身体で奏るために、まず、音楽を身体に入れていきます。音楽をトレースしていくことは身体が入れ替わるような感じで、各国の歌からは違う文化を感じ、踊るキャラクターも変化します。

声を通して別の世界を伝える、歌という行為は、とても素晴らしい表現ですね...!音楽を身体に入れていくたびに、唯一無二の”声”を感じます。

私はタップダンサーとして足音で表現していますが、私の足音も唯一無二の表現にしていきたいなあ!

リズムは生命の振動

歌というものが、言語や習慣、風俗を含む世界から紡がれていることと比べると、踊りはもう少しプリミティブ、原初的な衝動かな?と思います。飛び跳ねたり、ウキウキした身体が、そこに現れること。
歌と踊りをつなぐものにリズムがあります。心臓の鼓動を元に、誰もが共有しあっている、その人らしいリズム。

植物たちの立てている音を録音して早回しすると、やはりある一定のリズムを奏でているのだそうです。ゆっくり過ぎて、人にはリズムとして聞こえないだけで。

世界中の種族を超えた共通言語としてリズムがある!

歌ーリズムー踊り

タップダンサーの私は、いつもこの中間地点にいます。

不要不急なものとして

コロナ以降の2年間、人の間で踊ることがなくなり、日々、ひとりで歌い踊り、猫と植物を観察する日々は、ある意味修行のようなものでした。2年間それをやってみた!
過去形なのは、いますこし、何か見えてきた感じがしているから!

鬱がひどくなってしまって、この10ヶ月ほどはまともに思考することができなかったけれど、その日々ですら、”歌い踊り・猫と植物を観察する"ことを欠かした日はありません。そして、過去にしてきた仕事によってコロナ補助金にも助けられ、なんとか生き延びています!よかったなあ。。。

不要不急、この言葉のダメージはとても大きかったけれど、そうだよね、不要不急なんだから焦らずに、必要な時に、心からの交流を起こせたらいい。

焦らずに、ただじっくりと”歌い踊り・猫と植物を観察する”を続けています。

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植物と踊りの何をみつめているのか

私は一見「なんでもパッとできる」ように見えるようなのですが、身近な人ほど私が「なかなかできない」ことをよく知っています。
子どもの頃からそうなのですが、何かわかるまでじーっと見続けている間は、それを受け入れていないのかもしれません。飽きずにずーっと見続けることはできるのですが。

ある時急に、見続けていたものの法則がわかります。これは、植物でも踊りでもそうなのです。地球上の法則はこうなっているのか!ということが、突然わかり、それはジャンルは違えど同じ原則のように感じます。

先週私は、伐採する縁になった強靭なツタについて調べていました。
家屋をも破壊する外来種のツタであることを、SNS植物コミュニティへの問いかけで教えていただきましたが、その間に寄生・着生などについて調べていました。ツタも寄生植物も、とても戦略的だけど、どういう生態なのでしょう?

寄生植物が他の植物にくっつくその時には、まず「成長しようぜ!」と細胞分裂を促す物質を出し、細胞分裂のすきに宿主の繊維細胞に入るそうなのです。
これは今世界を支配しているあるウィルスと似ている仕組みですね?
そして「おんなじおんなじ」という調子で共にびっしりと栄養を確保して育ちながら、相手の成長に有効な物質をたくさん出すなど、良い影響も与えていくそうなのです。↓以下サイトより↓

さて、このひと月、私はある国のポップソングを踊るために、曲を聴き歌い踊るだけでなく、どんなメンバーを集め、どうチームを育ててきたかなど、日々研究していました。その戦略的楽曲の仕組みが、ツタをきっかけに「ナルホド!」とわかりました!
なんと、リズムとメロディ・歌詞の組み合わせ方法が、寄生植物の仕組みと本当に同じだったのです!差別的な意図は全くありません!未だ解明中であろう植物の戦略が、非常に強く成功するものである証だということです。

まず共通項で共振し、相手に良い影響を与えながら、自国の文化や唯一無二のその人らしさ(自分の生態)をきっちりと伝え広げていく。

こんな戦略です。これをですね、私もできるようになりたいなあ!
そう思い、植物と音楽をじーっとながめています。
「成長しようぜ!」って周りに呟いても危ないですしね...
「マイペースに脱力でね」と猫が態度を示してくれます。

映像作品という試み

巣篭もりの昨年より、映像作家とのユニット回踏太陽として、作品づくりをしています。パソコンを介してのリハーサルですが、ひとりの創作ではありませんので、創作方法も多岐にわたっています。
無垢一枚板を奏ている回踏太陽作品。このユニットでトライしていることも植物的かもしれません。

日々の踊りから、回踏太陽作品として仕上げ、こちらで公開しています。
よかったらぜひご覧くださいね!
最新情報はTwitterからどうぞ!https://twitter.com/kaitotaiyotap
↓こちらは珍しく自宅アトリエではない駅での撮影作品です。

火を囲み踊るんだ!

そういえば私は毎朝火を焚いています。
我が家には暖房がないので、竈門と火鉢が我が家の暖を取り調理する器です。薪も植物です。植物はまさに人類になくてはならないものですね。

元来人類は、火を焚いてその周りで踊ってきました。それは獣よけや、暖を取るため、心を温めるためなど、さまざまな呪術的な作用も火にあったのでしょう。炎をながめていると無心になります。

日々のミニかまどの記録も、後から貴重に思える日が来るかな?
大きな火を焚いて、みんなで囲んで踊りたいですね〜!!!

そんな日を思い描いて、春を迎えていこう。
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最後までお読みくださりありがとうございました!!!
素敵な今日をお過ごしください!



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