株式会社オデッセイ

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人事専門のITコンサルティングサービスを提供している株式会社オデッセイです。このnoteでは、人事関連のトレンドやトピックス、人事関連のソリューション等、皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思っております。毎月新しい情報をUpしていきますので、時々ご確認頂ければ幸いです。

最近の記事

『女性コンサルの働き方調査』から見えてきたダイバーシティの実態【後編】~「キャリアアップ志向 フルタイム勤務者40%、時短勤務者の60%という事実~

3.将来のキャリアアップ志向が高いのは時短勤務者だった  今回の調査で、私の中で一番興味深かった結果が、「将来のキャリアアップ」に関する回答です。  ざっくりまとめると、時短勤務希望の女性コンサルの方が、時短勤務を希望しないフルタイム型の女性コンサルよりも、今後のキャリアアップを望む人の割合が大きく上回る結果だったということです。フルタイム型の女性コンサルが現状維持の項目を選択した割合が60%、今後のキャリアアップを希望する項目への回答が40%だったのに対して、時短勤務希望の

    • 『女性コンサルの働き方調査』から見えてきたダイバーシティの実態 【前編】~「時短勤務なんて当たり前」は思い込みだったのか?時短勤務者4%の衝撃~     

      株式会社オデッセイ 秋葉です。 今回は調査結果から確認できた働き方の多様化の実態について2回にわたってご紹介します。 昨年8月、弊社で「コンサル女子の働き方調査」を実施しました。 IT業界においては、もはや「時短勤務」や「テレワーク」は当たり前という風潮ですが、私が日頃コンサル採用に関わっているなかでは、意外と「時短で勤務できる会社が少ない」とか「常時時短勤務+テレワークがOKな会社はほとんど無い」という意見を応募者から少なからず聞いていたので、その実態を明らかにするために

      • HRTechnology Conference&Expo2023視察レポート②

        4.EXPOレポート①出展概要 出展社数は増加傾向、AIを特長とするシステムが昨年比48%増 出展社数は466社。(2019年450社、2022年427社) ここ数年では最多の出展社数になっており、コロナ前の2019年よりも多い。 ただ、残念ながら弊社が取り扱っている「SAP SuccessFactors」の出展はなかった。(昨年は出展) 前週(10/2~10/4)に同じラスベガスのベネチアンホテルで「SAP Success Connect」を開催した影響かもしれない。 <

        • HR Technology Conference&Expo2023視察レポート①

          オデッセイ秋葉です。今年もHR Technology Conference&Expoの視察レポートを作成してみました。2回に分けて掲載したいと思います。1回目はJosh Bersinの講演内容についてレポートします。 今年も、この時期がやってきた。 HR Technology Conference&Expoが今年もラスベガスで開催される。 (10/9~10/13) 私は2022年に続き、2年連続4回目の参加だ。 今年は、弊社社員2名を加え3名で参加することにした。 視察内

        『女性コンサルの働き方調査』から見えてきたダイバーシティの実態【後編】~「キャリアアップ志向 フルタイム勤務者40%、時短勤務者の60%という事実~

          【人的資本関連情報の開示義務化】70%以上の上場企業が準備できていない現状と今後の対策②~まだ間に合う『Ulysses 人的資本ダッシュボード®』を活用した人的資本情報の可視化~

          昨年11月、金融庁が2023年3月の決算から人的資本に関する情報の有価証券報告書への記載を義務化したというニュースが流れ、困惑された企業も多かったのではないかと思います。 今回は、そんな急な情報開示にも簡単に対応できる、「Ulysses 人的資本ダッシュボード®」についてご紹介します。 1.『Ulysses 人的資本ダッシュボード®』とは  社内で開発を進めておりました『Ulysses 人的資本ダッシュボード®』を昨年末に1次リリースしました。このダッシュボードは、ISO3

          【人的資本関連情報の開示義務化】70%以上の上場企業が準備できていない現状と今後の対策②~まだ間に合う『Ulysses 人的資本ダッシュボード®』を活用した人的資本情報の可視化~

          【人的資本関連情報の開示義務化】 70%以上の上場企業が準備できていない現状と今後の対策①~調査結果から見えてくる日本企業の準備が進まない理由とは~

          オデッセイ秋葉です。昨年11月に、金融庁が23年3月より「人的資本」と「多様性」に関する情報を有価証券報告書に記載することを義務化しました。 日本においても人的資本に関する情報開示の第一歩を踏みだしことになりますね。 その対策や今後の人的資本情報の開示に備えて、昨年12月23日に弊社から「Ulysses/人的資本ダッシュボード」をリリースいたしました。 今回は「有価証券報告書への人的資本関連の情報開示」と「人的資本ダッシュボード」にフォーカスしてお届けしたいと思います。 1

          【人的資本関連情報の開示義務化】 70%以上の上場企業が準備できていない現状と今後の対策①~調査結果から見えてくる日本企業の準備が進まない理由とは~

          HR Technology Conference & Expo2022視察レポート②

           オデッセイ秋葉です。今回も前回に続きHR Technology Conference & Expo2022について紹介します。 Cynthia MarshallのセミナーとEXPOの紹介です。 3.【講演②】NBA ダラス・マーベリックスのCEO Cynthia Marshallが語るDEI(Diversity, Equity & Inclusion)  もうひとつの印象に残ったセミナーは、全米初のNBA黒人女性CEO Cynthia Marshallの講演です。 初日

          HR Technology Conference & Expo2022視察レポート②

          HR Technology Conference & Expo2022視察レポート①

          こんにちは。オデッセイ秋葉です。 今回は、9月12月から9月16日にラスベガス マンダレイベイで開催された世界最大規模のHRTech専門イベントである「HR Technology Conference&Expo」へ視察に行って参りましたので、そのレポートを2回にわたってご紹介したいと思います。 私個人としては、2018年、2019年に続く3回目の参加です。 1. HR Technology Conference&Expoとは ご存じの方も多いとは思いますが、念のため

          HR Technology Conference & Expo2022視察レポート①

          人的資本経営とタレントマネジメント(その3) ~「人的資本経営」にタレントマネジメントは有効か?~

          3.「人的資本経営」にタレントマネジメントは有効か? 「人的資本経営」実現させるためには、前章で挙げたような観点で情報を管理していくことが求められますが、果たしてタレントマネジメントは有効なのでしょうか? ISO30414で規定されている11領域の内、前章で取り上げた「後継者計画」「ダイバーシティ」「スキルと能力」の3領域についてSAP SuccessFactorsで検証してみたいと思います。 検証にあたっては ① 該当する情報は管理できるか ② どのように可視化

          人的資本経営とタレントマネジメント(その3) ~「人的資本経営」にタレントマネジメントは有効か?~

          人的資本経営とタレントマネジメント(その2) ~「人的資本経営」で人事部に期待されるものは何か~

          2.「人的資本経営」で人事部に期待されるものは何か ① 戦略人事が担える人事部へ まず、人事部の役割や機能を変えていく必要がありそうです。 経産省が進める「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」が一昨年9月に発表した人材版伊藤レポートで、人的資本経営を実現するためには、経営戦略と連動した人事戦略の策定と実行が重要と解説されています。        この観点で日本企業の現状を確認してみましょう。 まず、経営戦略と人事戦略の連動性です。 図3は「人材マネジメントにおけ

          人的資本経営とタレントマネジメント(その2) ~「人的資本経営」で人事部に期待されるものは何か~

          人的資本経営とタレントマネジメント(その1)~何故、今 日本でも「人的資本経営」なのか?~

          こんにちは、オデッセイの秋葉です。 早いもので、今年もあと10日足らずとなりました。 今年も昨年に続き、コロナ禍で何かと活動が制限される1年でしたが、来年は是非通常の生活に戻ってくれればと思っています。 さて、今回は最近注目の「人的資本経営」の日本における動向と人事部門への影響や、タレントマネジメントの活用方法などについて考えてみたいと思います。 「人的資本経営」と言えば、今年5月の投稿(「2021年の人事。注目すべきキーワードは「人的資本」)でも触れていますが、昨年8月に米

          人的資本経営とタレントマネジメント(その1)~何故、今 日本でも「人的資本経営」なのか?~

          「低価格」「短期間」でタレントマネジメントを導入できる好評の「クイックソリューション」をAIチャットボット「MetisAI®」を組み合わせてリニューアルしました

          こんにちは、オデッセイnote運営事務局です。 先日(6月14日)に、SAP SuccessFactorsの導入後、操作上の不明な点が出た際にAI(人工知能)がお答えするAIチャットボット「MetisAI®(メティサイ)」のリリースをお知らせさせて頂きました。 (詳細は、こちらをご覧ください) その後、多くの皆様から反響を頂き嬉しく思っています。 さて、 前回は、AIチャットボット「MetisAI®」を活用することで、SAP SuccessFactors運用時の操作をサポー

          「低価格」「短期間」でタレントマネジメントを導入できる好評の「クイックソリューション」をAIチャットボット「MetisAI®」を組み合わせてリニューアルしました

          はじめまして、「MetisAI®(メティサイ)」です!

          こんにちは、オデッセイnote運営事務局です。 6月14日に発表致しましたが、タレントマネジメントソリューションSAP SuccessFactorsの運用時に発生する操作方法などの質問にAI(人工知能)がお答えするAIチャットボット「MetisAI®(「メティサイ」と呼びます!!)」をリリース致しました。 そこで、今回は早速、「MetisAI®」ついてをご紹介させていただきます。 MetisAI®のここがすごい -その1- 〜SAP SuccessFactors認定コンサル

          はじめまして、「MetisAI®(メティサイ)」です!

          2021年の人事。注目すべきキーワードは「人的資本」

          こんにちは!オデッセイ代表取締役の秋葉です。 記念すべき投稿1回目は、今年人事関連でトレンドになりそうな“人的資本”について取り上げてみたいと思います。 ■注目度アップのきっかけはSEC(米国証券取引委員会)が決定した情報開示の義務化 「人的資本」が日本で広く注目されるようになったきっかけは、2020年8月にSECが上場企業に対し人的資本に関する情報開示を義務化したことだと思います。 米国に上場している日本企業も多く、そして米国が情報開示を義務化したのであれば、近いうちに日

          2021年の人事。注目すべきキーワードは「人的資本」

          オデッセイ 人事のnoteはじめます

          はじめまして!オデッセイnote運営事務局です。 このたび、私たちオデッセイもnoteをはじめることにいたしました。 まずは、オデッセイという会社をご存知ない方も多くいらっしゃると思いますので、私たちの会社や取り組んでいるテーマについてご紹介したいと思います。 ■ About ODYSSEY オデッセイは以下のような特長を持った会社です。 ① SAP SuccessFactorsの導入実績は国内トップクラス オデッセイは1997年11月から20年以上に渡って、人事専門

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