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UNIVERSE 25と今の日本が似てる件

皆様は、ユニバース25の実験を知っていますでしょうか?

オカルトやミステリーの分野で語られることも多いのですが
実験結果が今の日本にそっくりなのでは?
と思ったので記事を書きたいと思います。

ユニバース25を簡単に知りたい方はこちら!!

どんな実験か端的にまとめると・・・
食べ物、飲み物、巣の材料が十分にあり快適な気温・湿度が一定に保たれた天敵なしの楽園のような環境でネズミがどう増えるか実験したものです。

【フェーズ1: 適応期】1968年7月9日、実験が開始され、初期マウスとしてオス4匹、メス4匹のマウスが投入された。当初、この8匹のマウスは広大な生育環境や互いのマウスに慣れず困惑した様子を見せていたが、徐々に順応していった。

 実験開始から104日後、実験初のマウスの子どもが誕生した。この0〜104日を「フェーズ1: 適応期」と称した。

Universe 25 Experimentsより

まぁいきなり楽園のような環境に投入されるとネズミであっても戸惑うでしょう(;・∀・)

【フェーズ2: 社会形成期】その後、個体数は激増した。最初のマウス誕生から55日で倍増し、20-40-80-160-320-620匹と指数関数的に増加した。ここまでで実験開始から315日が経過した。この人口爆発が起きたフェーズを「フェーズ2: 社会形成期」とした。
 この時期に、楽園に社会が形成された。興味深いことに、充分な居住空間があるにも関わらず、マウスはある一定のエリアに集中し、同じ食料源から餌を食べていた。食事という共同作業により、グルーピング、すなわち「群れ」が形成されたのである。天敵がいるわけでもなく、自然発生的に生まれた群れが、社会形成の発端となった。

 この群れの形成を契機として、ある一つの概念が生まれた。「格差」である。無制限の食料、充分な居住空間にも関わらず格差が発生した原因として、各エリアの居住人数にバラつきが発生したことがあげられる。(人口密度の差異による1匹あたりの確保スペースが群によって異なる)実際、13匹から構成される群れもあれば、100匹以上のマウスが窮屈に生活する群れも存在した。このような事情から、集団内での権力争い、集団間での縄張り争いが生じ、格差社会が発生した。

Universe 25 Experimentsより

天敵もいないし、気温・湿度も一定で食事の心配もなければ、ネズミは増えるでしょうw
ここまでは予想できますが、群れと格差にのんのんは注目しました。

日本で例えると日本全国住む所はたくさんありますが、東京等の大都市に人口が集中する点が似てると思いました。
『100匹以上のマウスが窮屈に生活する群れも発生した』とか巨大団地などの集合住宅が連想されます(;・∀・)

そして格差の発生ですね!
東京を考えるとタワマン住みのパワーカップルからトー横キッズまで収入から住環境まで格差が年々広がっています。

【フェーズ3: 停滞期】

 フェーズ2では倍増の期間が55日に対し、ある程度個体数が増えると、倍増の期間が144日と増加スピードが鈍化していた。この鈍化には雌の格差が関連している。

 注目すべきは「家持ちのメス」と「スラムのメス」の子育てである。家持ちのメスは子育てがうまく、出産後にも新生マウスのケアをすることで乳児死亡率は50%程度までに留まった。問題はスラムのメス(CDマウスの子供を産むメス)の乳児死亡率は90%を超えていた。CDマウスは非好戦的であるため、子供のためにも戦わない。すると子供を守るためにはメスのマウスが戦わざるを得なくなり、子育ての時間がとれなくなった。また、スラムのメスは家持ちのメスと比べて徐々に好戦的になった。

 しかしながらこの高い攻撃性は自分の子マウスにも及び、母マウスの元から逃げた子マウスはEタイプになるか、最悪の場合他のマウスに殺されていた。

Universe 25 Experimentsより

タワマン住みのパワーカップルが子供にガンガン教育投資をして中学受験に挑ませる一方で経済的に厳しいシンママを連想してしまいました(;´Д`)
パチンコ店への子供の置き去りなどのネグレクトや児童虐待の問題など、ニュースでこのような問題を目にする機会も増えたのではないでしょうか?

【フェーズ4: 終末期】
実験開始から600日、とうとう乳児死亡率が100%となった。実験開始から920日以降にはメスの妊娠も確認されなくなった。
実験開始から1330日、楽園生存者の平均年齢は776日、超高齢化社会になる。
実験開始から1440日、楽園生存者はオス22匹、メス100匹となった。
 自然界では個体数が減少すると餌の確保や居住空間が確保できるようになるため、個体数は回復することが多い。しかしこの楽園では個体数が回復することはなかった。フェーズ3から4において、オスのマウスの生存者の殆どが異性に関心のない「Eタイプ: 引きこもりマウス」であったためであり、社会に生殖能力がなくなってしまったのだ。

かくして実験開始から1780日後、最後のオスが死亡し、楽園は崩壊に至った。食料無限、天敵がいない環境で生物が絶滅したのである。

Universe 25 Experimentsより

もう今の少子高齢化の日本の状態にそっくりですよ(; ・`д・´)
出生数は80万人を割って平均寿命が男性81歳、女性87歳の超高齢化社会!
しかも、異性に関心のないマウスの誕生は、米国で言うミグタウや中国で言う寝そべり族など日本でも引きこもりや推し活ブームに状況が似ている気がします。

コンビニ、スーパーの流通の発達で飢えの心配はなく、医療の発達で病気・怪我も克服しつつある。
そして、最近きな臭いですが戦後80年経過した今はUNIVERSE 25の実験環境と近いと感じました。

このまま格差が広がり、恋愛や結婚を諦めた者が続出した場合には
UNIVERSE 25の結果と同じになるのでは?
と感じたのんのんでした( ゚Д゚)

マジェスティックアカデミーから返金されなかった一万円稼ぐのが正直な目的ですm(_ _)m 支援してくれたら泣いて喜びます(´;ω;`)