スライド1

6.発達障害によく併存する特徴

この記事は、発達障害当事者として、発達障害の解説を行うために作成した講演資料です。内容は一当事者の考察であることをご了解下さい

このスライドは左右2つの内容に分かれています。以下少し長文となります

左側は、発達障害としばしば一緒に見られると言われる障害(特徴)です。これらと発達障害との関係は私にはまだわかりません。

感覚過敏・鈍麻 感覚が普通より鋭すぎて、光や音、匂い、味、肌触りなどが苦痛に感じられたり、逆に感じ方が弱くて、例えば寒いのに気づかなかったりすることを指します。
 他人のものの感じ方が自分と異なるというのはわかりづらいため、本人も気づかずにいることもあります。

発達性協調運動障害 体の各部分を上手にバランス良く動かすことが苦手、いわゆる不器用・運動音痴なことを指します。
 特にボールを使う運動などが不得手と言われます。

相貌(そうぼう)失認 人の顔を見分けることが苦手で、何回も会っている人でも他の人と間違えたり、誰だかわからなかったりします。
言葉や知識などの記憶力には問題がありません。

方向音痴 地図が読めない、自分のいる位置がわからない、通った道のイメージを覚えられない、などいろいろなケースがあるようです。

二次障害

 発達障害を持つ人が、不適切な環境や対応の中にいると、よりストレスが高まり、二次的な障害を引き起こします。
 不安や「自分はダメだ」という気持ち(自己肯定感の低下)が起こり、精神的・身体的な症状(情緒不安定・パニック・各種の体調不良など)を引き起こし、場合によっては深刻な状況に陥ります。うつ病など精神障害を発症する場合もあります。
 二次障害は、周囲の対応や環境の調整によって発生を抑えたり和らげたりできるものです。深刻な状態になる前に防止できることが望まれます。

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