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これからの時代の子育てを考える

僕には4歳と1歳の2人の娘がいます。

長女は2年前から森のようちえんという無認可屋外保育に通っていて、次女は最近ようやく歩き始めて、来年からは長女と同じ森のようちえんに通わせる予定です。

実は僕は独立するときに「これで10年くらいは結婚は無理だ。1人で食べていくのもギリギリなのに、嫁と子供まで食わせるなんて想像できない。。。」と思ってました。

でも、世の中は色々とタイミングがあって、運良く結婚もでき、元気な2人の娘に囲まれる事に。

そこで初めて悩んだわけです。この子達の将来、どうすんの?って。


お先真っ暗な泥船の未来なのか?

2025年問題とか言われている加速度的人口減少のピークが迫っていて、ゆるやかな撤退戦を強いられるこの国で育つ我が子達。社会保障もインフラも老朽化し、取捨選択を迫られるのはほぼ確実です。

自分だけなら沈みゆく船だろうが荒波だろうが泳ぎ抜いてみせる自信はあった。けど、生まれてきた彼女たちには僕が死んだ後も願わくば幸せに、楽しく生きていって欲しい。

就職氷河期は過ぎて、人手不足で売り手市場と言われているけれど、蓋を開ければ低賃金で過剰労働なうっすらとしたカースト制度みたいなモノが出来上がってきている気がします。

情報も富も技術も信頼も、持つ者と持たざる者とが断絶される社会。

SNSが普及したことである意味では情報発信の場は平等になったけれど、そこには声のでかさや知名度や耳目の集め方などのテクニックや、生まれや育ちなどのギフト的な差もあるようにも思うのです。


とんがった経験がサバイバル能力を育むのではないか

娘たちを森のようちえんに入れたのは色々な理由があるのだけれど、なるべくニッチでとんがった経験をさせておいてあげたいなと思ったのが大きいです。

均質化する社会の中では、異質に変化する事こそが進化の兆しになるんじゃないか?

その為に大切な幼児教育の時期を、なるべく制限のない自由な場所で、少人数グループでしっかりと見守れながら安心感を育んで欲しい。

生まれてきてよかったな、ここにいて気持ちいいな、大切にしてもらってて嬉しいな、そんな風に思ってもらえるように。

保育料がちょっと高くてしんどいんだけれど、そこは工夫で稼いで埋めてます。頭を振り絞って、今ある自分の手札を短時間で高単価な希少性のあるスキルに練り上げる。

みんなには稼ぎ方を教えたいわけじゃないし、教えてもマネできないだろうから詳細は省くけど、結局は覚悟の有無なのかもしれない。

衰退する世の中で、でも自由にポジティブに抗って逆転していく背中を見せるのが、2人の父親の自分の仕事。

「大人になるって楽しいんだよ。はやく大きくなって、一緒に仕事して、いっぱいみんなに喜んでもらおうね!」

そう、いつも本気で話してます。

この先、森のようちえんを卒園した後の小学校どうするんだよって悩みもあるのだけれど、そこは現在リサーチ中。

願わくば彼女たちの中の輝く可能性の芽が、枯れることなく大きく育ちますように。

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