29歳で独立して早くも丸っと6年たって、4月から7年目になりました。

独立前は一部上場企業のホールディングス内のデザイン部門にいまして、不動産審査もサクッとパスできてましたが、独立してからはほんと色々不便。社会的信用の面でフリーランスは不利ですねぇ。

なにより、いちばんしんどいのは資金繰りです。

月額給料制になれていたのもあり、フリーランスでプロジェクトごとの報酬制になってからはキャッシュフローは荒狂う大海原。

・・・いや、最初は波すらなくて凪でした。

少しずつ波が立つようになり、最近はそこそこの売上3桁ビッグウェーブがたまにくるくらいにはなりました。端的にいえばフリーランスだけど消費税の請求がくる位の年商感です。

で、そのまんま同じ波を大きくしていけば40過ぎまでは安定だったんでしょうけど、そこでまた人生冒険家の血が騒いで箱を借りてお店作りはじめちゃったので、ためてた売上が吹き飛びました（笑）

かっこ笑い、じゃねぇ！！！

とりあえず手元資金がヤバいのでヤバい（語彙力）

さいわい、売上げも立ってるし受注もしているので即死はしませんが、ジリ貧感がまずいのです。

みんな資金繰りどうしてるの？

もうこれ、色々な知り合いの経営者さんに聞いて回りたいのですが、みなさん資金繰りどうしてるんですかね？

これがサラリーマン的な月俸雇用制度ならある程度の目算もつきますし、出て行くお金はほぼ生活費やらでしょうから節約の幅もあるにはある。

ところが事業資金となると、節約すると事業規模が狭くなったりで結局入ってくるお金も減ったりだし、とにかくまぁこのシーソーゲームが難しいなぁ・・・と思うと今日この頃です。

目下、お金の出入りをもうちょいスムーズにしたい。いやいや、入ってくるのは大歓迎なので出て行くときには半分くらいは残って欲しい。そんな風に思います、切実に。

アップサイクルをどう作るのか？

ここら辺の感覚っていうのは先輩経営者さんに言わせると「慣れ」の一言で片付けられちゃったのですが、要するに少しづつ動かすお金を増やしていくしかないそうです。

なんでも、毎月10-20万円しか動かしていない人の手元にはやっぱり10-20万円しか集められず、100万円を動かす人の手元には100万円が、1000万円を動かす人の手元には1000万円が集まるようになるらしいのです。

正直1000万円が銀行口座から毎月出たり入ったりしている光景は想像がつかないのだけれど、100万円は出たり入ったりしているからそういうものなのかもしれません。

そうそう、不思議なことに100万円が出たり入ったりすようになってから、こうして手元の金＝キャッシュが尽きかけた時にそれほど焦らなくなったんです。

それまでは口座の残高が減るのはストレスだったんですけど、最近は尽きたら尽きたで仕事して請求書回せば入るわけだし、まだ人も雇ってないので最悪家族に謝りつつ切り売りできるスキルを使えばとりあえず食うにはなんとかなるだろうと。

こういう図太さ、独立当初は全然なかったんですけどね。独立＆結婚＆育児で太ったんですが、太ったのは体だけじゃなくて精神面も図太くなったようです。メンタル的にはそっちの脂肪は大歓迎。

さて、バカなこと言ってないで資金繰りをどうにかします。