初めて自分からのめり込んだもの(お気に入り音楽遍歴⑤)

みなさまごきげんよう
今回は高2後編です!
修学旅行中からその後聴いていた曲です!

修学旅行

12月初旬に修学旅行に行った。場所は九州(福岡、長崎、佐賀)だった。
個人的には吉野ケ里遺跡と佐賀の科学館がとても楽しかった。(みんなに何故と言われるがまじで佐賀が1番楽しかった)
他の友達が展示に飽きてお土産屋に行っている間に1人元素展で周期表ブロックを嬉々として組み立てていたことを覚えている。ビスマスの結晶もあったし、綺麗だったな〜

修学旅行中はほぼバス移動であった。
おしゃべりもしていたが圧倒的にバス移動が長すぎて寝てる人の方が多かったため、寝れない私は音楽をひたすら聴いていた。

おいしくるメロンパン

世界観、ストーリー性で好きになった。
「色水」といい「水葬」といい、映画を見ているような淡く粗い色彩が浮かびあがってくる。
浮遊感がある曲が多い。
修学旅行中雨降ってたから、窓ガラスが青く光っていて、まるでバスの中を水槽の中みたいに思えて心地よかった。

「あの秋とスクールデイズ」はもう耳がただただ気持ちいい。単純にあのスピード感とラスサビのとこの変化が好き。最高。
曲の構成が後悔したときの思考とそのまま同じ。
思い出って確かに印象に残っているところが断片的に浮かぶ。ただ場面を切り取っているところから後悔の渦に向かってく。
あの時の後悔を見ているような気分になる。

おいしくるメロンパンってあのナカシマさんの繊細な歌声にばちばちの演奏技術詰め込んだサウンドがどーんと構えてるのがめっちゃいい…

「look at the sea」はベースラインがお気に入り。動く視線みたいなベースとドラムのスピード感で早る気持ちが見えて、歌詞のドロドロさと相反する爽やかなギターリフが癖になる…

こんなに余白が気持ち良い曲ないと思う。


indigo la End

ゲス極でもなくジェニーハイでもなくindigo la Endにこのタイミングでハマる。

「夏夜のマジック」「夜汽車は走る」「瞳に映らない」「悲しくなる前に」「さよならベル」をリピート。

ひたすらに夏夜のマジックを聴いていた。

ラジオから流れているような粗い音が夏を懐古している時の寂しさに似ていて良い。
雨に合うねこの曲も。

悲しくなる前にはイントロのベースとギターの掛け合いがとても耳に残る。

(脱線)
indigo la Endは音作り天才な上の歌詞や題名の考察し甲斐があるので他のMVも是非見てほしい。MVだったら「チューリップ」とか好きだな。

yonige

「アボカド」から知り「さよならプリズナー」「リボルバー」をリピート。

そもそもガールズバンドってかっこいいよな…

終わってからも気持ちを捨てきれてないけど突き放している歌詞がとても良い。
女性ボーカルだからさらにリアル…




今回は失恋ソング多めである。

まあもちろん理由はある。
修学旅行中に思ってもいないタイミングで、思ってもいない相手に「かわいいね」と言われたのだ。
意識せざるを得ない。

「そんなことないよ!!」や「ありがとう」さえ言えず無言であの猫ミーム並の「はあ?」みたいな反応をしてしまった。
普段冗談を言っていた仲だったため本気じゃないよね!!!という雰囲気を押し付けて全力で拒絶してしまった。ほぼ逃げだった。
別に相手が私のことを「好き」と言ったわけでもないのに思考が進みすぎてしまった。
勘違いかもしれないけれどそういう雰囲気すぎた。話し方が違った。なんか怖かった。

でも全然そういう好きにはなれそうになかった。
友達が良いというやつである。

どちらかと言えば振った方の立場になると思うが聴いていたのは失恋ソングである。
なんとも都合の良いやつだ。
(悲しい時は失恋してなくても失恋ソングを聴く)

あそこで素直に「ありがとう」と言えていたのなら、もし続きがあったとしても受け入れたうえで自分の気持ちを伝えていたなら、彼と普通に喋れなくなくなるなんてなかったのにな。

自信のなさは人を傷つけるんだなと思った。
自分のことを大切にしてくれる人に対してすごく失礼なことをした。
人を傷つけないとそれに気付かなかった自分が情けなかった。
だからこそ「あの秋とスクールデイズ」が刺さったし、「さよならベル」が刺さったし、「さよならプリズナー」が刺さった。
たぶん解釈は作曲者の意図と違う刺さり方の曲はたくさんあるけれど。音楽は自己解釈で消化される側面もあるしいいだろう。

今聴く方が声にならないうめきが出るけどね。




にしても書いていて恥ずかしい、めっちゃぶっちゃけてるし、こんなの公開していいんかって感じだ。まあ、いいだろう時効だろう。どうせ本人読まんだろ。まあ読まれてもいいや。ごめんね。

それ以上に自分が自分語りをしたい。
誰にも話したくないけれど誰かに話したい話なのだ。

いやーーーでもめっちゃ青春だなあ。
もうないもんなこんなん。

本当に自分が1番難解でめんどくさいね。
素直な方が楽だしかわいいのにね。
反省したはずなのに未だに同じことしそうで嫌だな。

悩んでいる時の方が聴いている曲ってあるんよな…
悩んでないときなんてないか…

次は高3編前半、またまた暗いだろうな。
なんだかんだ受験前の高3後編の方が明るいし余計なこと考えてなかった気がする、目標ややらなきゃいけないことが明確にあったから。

きっといつも心の隅で不安だよね。しょうがない。



フィクションみたいにロマンチックにならないからノンフィクションは残酷。

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