マガジンのカバー画像

長崎坂宿開発日誌

6
長崎の社会課題である斜面地空き家を一軒一軒順繰りにホテルや店舗に再生しています。
運営しているクリエイター

#ゲストハウス開業

(第1話)独立から心機一転。鬱々とした日本での生活を飛び出し上海へ 発展を続ける中国での刺激的な日々

2002年、大学の建築学科を卒業し京都で建築士としてのキャリアをスタートした後、一通りの仕事を覚えると独立して小さな設計事務所を構えた。就職氷河期のころから数年がたち少し景気もマシになってきたところでリーマンショックがあり、駆け出しの建築士が一人食べていけるだけの仕事もなかった。

30歳目前の2010年。そうした日々に鬱々としていた私は、状況を打開しようと小さな求人広告でみつけた上海の設計事務所

もっとみる