見出し画像

瀬戸内国際芸術祭2019年春会期レポート

5月14~17日のお休み中に毎回楽しみにしている瀬戸内国際芸術祭の春会期へ行っておりました。2013年、2016年と続けて参戦いたしておりますので、そのときと比較して参考になればとレポートいたします。
お陰様で晴天に恵まれすぎて、日焼けしました。島の太陽を甘く見ていました(汗)。島と海の景色が一番の芸術ですね。

~2019年これから夏・秋と行く方へ~
*注目度の高さからお客様が増えて、平日でも混雑してました(地中美術館のチケットは予約制になりました。豊島美術館や南寺では整理券を先に取ろう。レンタサイクルを予定している方は予約したほうが安心。レストランも予約したほうが安心。船のチケットは出航30分前に発売ですが、列ができることも)
*日差し対策は万全に!(つばの広い帽子、アームカバー、首焼け対策にてぬぐい、水、日焼け止めを)
*靴を脱ぐことが多いので脱ぎ履きしやすく、歩きやすい靴を。靴下を履いていけば作品にやさしい~。
*高松でのホテルは、やはり港近くの「ホテルクレメント高松」「ホテルクレメントイン高松」が良かったです。今回はクレメントインに宿泊しましたが珈琲のサービスや大浴場もあり、下の階にコンビニやプロント(朝食が390円~、朝7時オープン)、海鮮居酒屋があり便利でした。
*直島の民宿は「西村屋」さんが個人的に泊まってよかったです。

「豊島」

*個人的オススメは「豊島美術館」と「豊島横尾館」「心臓音のアーカイブ」「豊島八百万ラボ」(スプツニ子!さんがイケメンすぎてw)
*バスの本数が少ない&景色を楽しむためには電動レンタサイクルがオススメ(1日1500円くらい。事前予約できるお店で予約したほうが良い!港出てすぐの予約できないレンタサイクルは9時15分には全滅してました)坂道が多いので電動必須!しかし豊島美術館を中心に(時間が許すなら心臓のアーカイブまで行き、船に乗る前に横尾館を)観るだけならバスも良いです。
*豊島美術館では入場整理券を配布しています。私が11時台に取りに行って1時間半後の券でした。入場券がないと美術館のカフェ(ランチメニューは少ない)も入れないため(トイレは使わせていただけた)、周囲に待つ場所が少ないです(夏は熱中症が心配)。近くにピザ屋さんの移動式車は来ていましたが、いつもいるかはわかりません。まずは整理券を取ってから「心臓音のアーカイブ」へ向かうのが良いかも?豊島美術館から心臓のアーカイブまで向かう自転車での下り坂は景色が最高です!
*島キッチンは大混雑…。あきらめたほうが心の平安。
*天気が良いと豊島美術館からの眺めは最高です。でも日焼けに注意!
*「いちご屋」の「いちごカキ氷」は暑い日に最高。帰りの乗船前にぜひ!

~以上自分の失敗点も踏まえて再計画した豊島予定案(参考までに)~

8時45分の高速船で高松から豊島へ。9時15分豊島到着。
9時半頃 電動レンタサイクルを借りて上り坂を30分ほど行きながら、硯地区の作品を鑑賞。途中で見かけたパン屋さん「ウルトラ豊島出張所」にてパンをテイクアウト
11時頃 豊島美術館にて整理券を取る。待ち時間に美術館からの眺めを見ながらテイクアウトしたパンを食べてランチする(もしくは、唐と浜地区へ先にいって、整理券の時間までに戻ってくる)
12時頃 豊島美術館を堪能(ここは毎回美しさに感涙します)
13時頃 唐と浜地区へ(下りの景色がきれい!でもスピード注意)心臓のアーカイブなどを堪能。その後、唐と岡地区へ。
14時頃 唐と岡地区の作品を見る
14時半頃 唐と岡から30分ほどサイクリング(登りのち下り。人が少ないので水の準備を)して甲生地区へ。甲生地区の作品を鑑賞。
15時頃 家浦地区を目指しながら、途中「針工場」などの作品鑑賞
16時頃 豊島横尾館へ。観終わったら自転車を返却し帰りの船の列に並ぶ
17時20分の船にて高松へ帰る

「直島」

*オススメは「地中美術館」>「李ウファン美術館」>「ベネッセハウスミュージアム」、家プロジェクト
*地中美術館は時間指定の予約制です!
*家プロジェクトに着いたら、まずは「南寺」の整理券を取ろう
*家プロジェクト「碁会所」では「どれが作品?」とスタッフさんに聞いてみよう!
*ベネッセ周辺は自転車が入れないためバスでめぐったほうが良いかも?バスも1回100円と安いです。
*靴を脱ぐことが多いので、脱ぎ履きしやすい靴で!
*美術館では100円リターン式で荷物を預けるロッカーがあるので、身軽になりたい人は荷物を預けよう。
*家プロジェクトの「水」は、休憩所として癒しのオアシス。タオルハンカチ持参でいこう。
*船はフェリーが広くてきれいでおすすめです。値段も高速船の半額です。*高速船とフェリーの乗り場は違うので注意!
*民宿「西村屋」(女性専用)のおじさんは親切でした。6年前に宿泊してえらいお世話になり、今回なんとたまたま家プロジェクト近くで再会してビックリ!夕食のレストラン予約など、旅のサポートを手厚くしてくれます。

~以上自分の失敗も踏まえて再計画した「直島」予定案(参考までに)~

8時12分発のフェリーで直島へ。フェリーの中で海を見ながら朝ごはん。(近くのコンビニやプロントで朝食を買って乗り込もう!)9時02分直島到着。しばし、赤かぼちゃや直島パヴィリオンと写真撮影。
9時46分発の地中美術館行きバスに乗る。9時35分には次の高速船が到着するため、その前に列に並んでおこう。
9時56分 地中美術館に到着。10時~10時半くらいまでの時間指定チケットを事前にネット予約しておき、チケットを引き換えて入場。
11時頃 モネとタレルの作品を見たら、地中美術館のカフェでランチ。おいしかったです。景色も窓際なら最高です。11時半すぎには混み始めるので、早めの行動が肝心!その後、ウォルターの作品を見る。
12時頃 坂を10分ほど下って「李ウファン美術館」へ
12時半頃 坂を10分ほど下って「ベネッセハウスミュージアム」へ
13時台のパーク内無料シャトルバス(本数が少ないので時間を事前にチェックしておく)にて、つつじ荘へ。つつじ荘から町営バスで家プロジェクトへ。
14時頃 家プロジェクト到着。まずは南寺で整理券を取って、他の作品を回る
15時56分発か、その次のバスにて本村港へ戻る。(帰る人が多く、乗り残し発生しておりました)
17時のフェリーの時間まで本村港の作品を鑑賞。
17時のフェリーで高松へ。

「女木島&男木島」

*オススメは、女木島は「瀬戸内ガストロノミー」「めこん」「カモメ」「女木島名画座」「不在の存在」。男木島は、全体的に観て回れると思います。
*時間配分は、女木島2時間(洞窟なし)、男木島4時間で、男木島は景色の良い「ドリームカフェ」や「オンバファクトリー」でゆっくりお茶して欲しいです(私は毎回できてない~!)。
*女木島は鬼が島洞窟に行くかどうかで、時間配分が違います。私は前回行ったので、今回は行きませんでした。
*靴を脱いであがる作品が多いです。

~以上自分の失敗も踏まえて再計画した「女木島&男木島」予定案(参考までに)~

10時発のフェリーにて女木島へ。10時20分女木島到着。(鬼が島洞窟も鑑賞する方は8時のフェリーに乗り、フェリーを降りてすぐに接続されるバスに乗って洞窟へ)
カモメやピアノの写真を撮りながら、10時50分からの「瀬戸内ガストロノミー」へ。(前日に電話予約をしておく。1500円で食の説明を聞きながら、前菜~メイン~ご飯もの(お茶とプチデザート付き)が食べられます。美味しかったです!)前後で同じ場所にある「不在の存在」を鑑賞。その後、少々駆け足で作品を鑑賞。
12時20分のフェリーで男木島へ。
男木島で作品を鑑賞しつつ、景色のいいカフェで1時間ほどお茶タイム休憩(もしくは休憩せずにサクッと作品を観て15時のフェリーで帰ることも)。作品を鑑賞できるのは16時15分までなので注意。作品が閉まったあとは、鳥居の階段を登った左角に17時までやっている素敵なカフェ「ダモンテ商会」あり。15時を過ぎると人もまばらになり、静かでした。
15時か17時のフェリーで高松へ。

まとめ

*想像以上に海外からもお客様が増えていて、まるで海外旅行の気分でした。世界中のアート好きとは、すぐにお友だちになれて楽しかったです。

*でも、ゆっくり作品を楽しみたい方は常設作品(地中美術館など)の多い「直島」「豊島」を会期外にいく方法もあります。またレンタサイクル、レストランやチケットの事前予約を調べて、押さえておきましょう。

*夏会期には、フェリーの増便もありますので、船の時間などは公式ガイドブックなどで事前にチェックをお願いします。船のチケット発売時間は、出航の30分前です。(発売前に行列ができていることもあり)

*旅のスケジュールは、個人的な意見で書いておりますので、人により鑑賞時間はまちまちです。あくまで参考までにご覧下さい。

おまけ

たまたま乗った高松行きのジェットスターが「御搭乗3000万人記念」の飛行機だったらしく、サングラスもらえました。

スタッフさんが外までお見送りしてくださって、楽しかったです♪ いつもお安く乗せていただきありがとうございます!(成田~高松往復が荷物10Kgのオプションつけて9800円でした)

ひとり浮かれてキャラクターのジェッ太君とハイタッチしてたアラフォー女子がいたとしたら、それが私だw

それでは楽しい旅を!