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【目印を見つけるノート】57. ガーデニアのトワレ、ビリー・ホリディ

きのうは4回、救急車の音が聞こえました。

⚫スマホでラジオが聴ける件

きのうは音楽ばかり聴いていました。さきおととといでしたか、スマホで初めてラジオを聴いてみましたが、きのうも聴いていました。
これはもう、恥ずかしいとしか表現できないのですが、告知などで関東圏以外のラジオ局が書いてあると、
「あぁ、聴けないのかぁ」とガッカリしていたのです。さきおとといまで。

聴けるってばぁ!!
と自分にツッコミました。あぁ、どれだけの番組を見送ってしまったことか……。

さきおとといに感謝します。
本当に。
見返してみると、
noteへのURLの貼り付けもしくじっていたところが散見されました。

とんだアナロガーです(苦笑)。いや、おかんメールに近いかもしれません。
少しずつチャレンジ、精進しますね。


⚫香りが好きです

さて、話題を変えます。

私は「香り」が好きです。以前は香水当てクイズのように、人さまの香水を当てることに熱中していました。その頃は種類が多くなかったので、比較的当たりました。
プワゾン(ディオール)とカルヴァン・クラインは付けている人が多かったのと香りが強かったので一発でした。個性的な人はシプレ系のカボシャール(グレ)を付けている割合が高かったように思います。シャネルの5番と19番も分かりやすかったです。5番は個人的にあまり好きではなかったです。

マリリン・モンローの路線は早々に離脱したということですね。

そうですね、自分がつけて心地いいと思ったものばかりです。

海外の香水・トワレは香りがきついのが周辺で人気だったのかなと。鼻が利くとちょっとつらいときもあります。『香水 ある人殺しの物語』(パトリック・ジュースキント)という小説の主人公のように敏感だったら、それだけで悩みの種になりそうです。

最近は、マスク越しでも香りは意外に入ってくるのだなと感じています。

▼瓶が可愛いので持っているだけのアナスイ

今は香水・トワレも多種多様、ハーブ系(アロマオイル)の香りも一般的になりましたので銘柄まで当てるのはさすがに難しいです。
アロマオイルもちょっとかじりましたが、まぁ中途半端です。ネロリとかベルガモットが好みでしたが、今はシダーウッドとかフランキンセンス(乳香)に変わりました。
変わるものなのですね。
大人になった?かな。

⚫香水(トワレ)の遍歴

香りでいえば爽やかなものとバラの香りがずっと好きだと思いますが、私の香水・トワレ遍歴をちょっと挙げてみます(オードトワレばかりです)。

・ディオリッシモ(ディオール)
・カレーシュ(エルメス)
・オー・ド・ジバンシー

→高校生まではこの3種類でした。ほんのちょっとつけるだけです。

ディオリッシモは私の初めてのトワレ。スズランとジャスミンの香りです。ただ、トップノートのジャスミンが私は少し苦手で、一瓶を使いきれませんでした。ジャスミンティーは大丈夫なのですけれど。

カレーシュはさほど甘くなく、温かみのある香りで大のお気に入りでした。今は「クラシカルな大人の香り」だそうですが。ベースはペチパー、加えてジャスミン、バラ、アイリスなので、逆に分かりやすいと思います。
エルメスの発売した初の香水です。

オー・ド・ジバンシィは爽やかでした。柑橘系かと思いますが、今とは調合が少し違うのではないでしょうか。高校生には向いていました。


・パリ(イヴ・サンローラン)
・ジョイ(ジャン・パトゥ)
・アントニアズ・フラワーズ

→大学の頃から社会人の途中まではこれでした。パリとジョイはザ・バラという感じです。どちらもいいお値段です。

パリは本当に華やかで、20代にはぴったりだと思いました。ここからイヴ・サンローランでオピウム、ディオールでプワゾンといった濃いオリエンタル系の香水が出されるのですが、本当に濃かったです。バブリーともいえますね。

ジョイは古い香水です。
今はディオールの扱いのようですが、デザイナー、ジャン・パトゥが1930年に発表しました。パトゥはカーディガンを初めて発表したりと当時としては革新的なデザイナーでした。
ジョイはケネディ元大統領の妻、ジャクリーンが使っていたことでも有名です。

アントニアズ・フラワーズは使っていた方も多いのではないでしょうか。アメリカのフラワーショップから生まれた香水で、フリージアの爽やかな甘さが印象に残るロングセラーです。
残念ながら昨年、販売終了となりました。

・セリンガ(フローリス)

→20世紀はこれで締めくくりました。
これは男性に初めてもらった……いえ、お願いして買ってきてもらったトワレです。正直者。

フローリスはイギリスの王室御用達の香水ブランドです。今はネットで買えるかと思いますが、当時は名古屋と神戸でしか直接買えませんでした。ですのでお願いしました。

何種類かラインナップはありますが、セリンガはグリーンフローラルの爽やかな香りです。男性が付けてもいいぐらい。シトラス、マンダリン、ベルガモットの香りは気に入っていました。
フローリスはロイヤルウェディングがあると新婦用の香水も出していました。故ダイアナ妃のための香水もありましたね。


⚫今のお気に入り

ここまで、見事に甘いオリエンタル系とかムスク系は皆無でした。そしてトワレを使わない暗黒時代に突入します。自分が付けて心地よい香りがどうしても見つけられなかったというのもあります。

・オムニアクリスタリン(ブルガリ)
・レイヤード・フレグランス
・フォーエバーフローラルズ(ガーデニア)

その突破口になったのは、タクシーの運転手さんの話を聞いたことでした。運転手さんは、「オムニアアメジストの香りにうっとりする」とおっしゃっていて、なるほどと思い試してみました。フローラルながら奥の深い香りだと思いましたが、いかんせん、私にはちょっとだけ甘すぎたのです。

▲同じオムニアラインのクリスタリンを今ではたまに使っています。これは、トップノートがダイレクトに「竹」です。そこの清々しさが個性なのですが、だんだん温もりのあるフローラル系になります。ラストノートはいい匂い……で落ち着くというドラマなところが好きです。ロングラスティングなので日常使いではなくて、デートの時に付けたいかな。え?

スティックタイプのレイヤードフレグランス・ボディスプレーは何本か持っています。Soapy RoseとFresh PearとSugar Lychee。これはソニープラザで買いましたが、1本1200円(税抜)とお手頃です。すべてムスクが入っていますがあまり表には出てきません。PearとLycheeはお気に入りで、春までよく使っていました。

最後に今の定番を。
フォーエバーフローラルズのガーデニアです。これはディズニーランドの売店で見つけて一目惚れならぬ、一嗅ぎ惚れ?でした。なかなかそのような出会いはないのです。
たぶん、初めてかもしれません。
もう何本使いきったかな、もうディズニーランドでは売っていないので通販です。

ガーデニアとはクチナシのこと。
もうすぐ花が咲く頃ですね。クチナシの花の香りはとても甘くて強く、離れていても漂ってくるほどです。
トワレの方はいい塩梅に、甘さ控えめで強さも控えめなのです。本物を忠実に再現していたら、買わなかったでしょう。

ハワイの会社のトワレだから爽やかさ重視なのかな。でもプルメリアは甘~いです。

あと、ガーデニア(花)はビリー・ホリディが大好きだった香りだということです。そのことも気に入っています。ジャクリーンの香水より私らしいと思います。

みなさんが「いい」というものは、やっぱりいいのだろうと思います。

ただ、香りは自分に似合った、何より心地のいいものをつけたいなと思います。

あ、「移り香」のことを書こうと思っていたのに……またいつか。

みなさんはどのような香りを身にまとっていらっしゃいますか。


⚫お籠りクラフトとばら

いくつか作りました。まずは、オレンジムーンストーンと淡水パールのゴムブレス。淡水パールにゴムを通すのたいへんでした。

色味は地味ですが、前回出したものより肌馴染みはよく、子どもたちもこちらの方がいいということでした。

次はシェルとオニキスのイヤリングです。

少し品よく、大人っぽくなりました。
黒というのは不思議な色ですね。ピシッと締まる感じがします。シェルのアイボリーとよく引き立て合っているようです。仕事を再開するときに付けていきたいなと思いました。

続いて、うちにカーキのヘンプコードがありましたので、それを使って。本当は別の色のコードがあったらいいのですが、「ありあわせで作る」のがムードです。結びはもう、いちばん簡単な2本組みです。平結びとかねじりとか、忘れています。

ペアのミサンガ風ブレスレット。夏祭りのデート仕様ですね。
ぼちぼち、再会できるカップルもいるのではないでしょうか。うーん、いいなぁ。
そして、チョーカーです。止め金具がないので、便宜上結ぶ形にしました。花形のアクリルパーツにつけたのはハウライトターコイズです。

ばらは元気です。葉先が赤くなったので、「すわ一大事!」と慌てましたが病気などではないようで一安心しました。

今日は4000字近くになってしまいました。多いなあ。減らします。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

追伸 気づきました。最高に嬉しいです。

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