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【目印を見つけるノート】279. 風が強い日、道も闘っている

最近、品川区にいることが多いです。

旧荏原村の札場跡がありました。
ここに触書きを出していたのですね。

『追憶のハイウェイ61』ではなくて、
私の生まれたところの近くですが、
『闘う中原街道』だと思いました。
何と闘っているかはお分かりのことと存じます。

それは1とか4とか6とか14、15、16、17、20とか……134とか246もそうなのでしょう。
すべて東京と近郊の国道です。

子どもの頃に30ぐらいまで覚えました。
1号線で義経のようにひらりと飛んで、
2号線で大好きな山陽を抜けて、
3号線で人吉に向かって、
4号線で青森までひた走り、
5号線で五稜郭の脇を通って、
6号線でアンコウ鍋を食べて、
7号線でなまはげにキャーといって、
8号線で大樋焼を見に行って、
9号線でラフカディオ・ハーンに会いに行き、
10号線でご先祖のお参りをする……。

そのルートをたどる想像をすると、頭の中で旅ができます。
そのときには1つだけルールがあって、地図以外の情報に頼らずに想像だけで旅をするのです。

そのようなことばかりしていたので、こうなりました😅

実際に通過したところも増えましたね。

ハイウェイ61についてはボブ・ディランのアルバムや曲で有名ですが、それだけではこの言葉を出す意味はないので、詳しく書かれた文章をさわりだけ引用します。

そこは長きにわたり‘デルタのメイン・ストリート’と呼ばれてきた、その理由は一目瞭然だ。ハイウェイ61号線はニューオーリンズからルイジアナ、ワイオミング、ミネソタまでを貫く全長1,400マイル(約2,300km)の長い道である。

https://www.udiscovermusic.jp/features/highway-61-visited-a-road-trip-through-the-birth-of-the-blues
より引用。

どの道も、ハイウェイ61も闘っているのではないでしょうか。
正確にいうと、闘うひとびとがいます。


⚫強い風に向かいながら

さて、今日は面接に行きましたが、緊急事態宣言という理由で第一声で断られました。既定のことですので面接の前に断っていただけたらよかったのですが、仕方ありませんね……。

この時期に気がつくことは他にもたくさんありますので、また改めてまとめようかなと思います。

そのためにも、必要なときは動きながら、じっと観察していようと思います。

さて、
ザ・ストリート・スライダース『風が強い日』を引用しようかと思いましたが、どうやらできないようです。

スライダースは武道館に見に行ったことがありました。レコードも持っていました。
好きでした。今もいい感じに聴くことができます。
ウィスキーが似合う感じですね。

今日は風がとても強かったです。
外に出ていた皆さま、雪と向かい合っていた皆さま、本当におつかれさまです。
どうか雪の中でご無理をされませんよう。
私たちの荷物が重すぎることがありませんよう、
お祈りしています。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

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