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愛媛県総合科学博物館で3Dプリンターを活用したWeb3親子体験会レポート

はじめに


先日、愛媛県総合科学博物館で、Web3親子体験という形で、3Dプリンターを使った施策を行いました。Web3と3Dプリンターってなぜ関係があるんだろう?とか、詳しい話は、CnetJapanに記事にしておりますので、こちらを見ていただくとして、、noteでは、準備や、イベントの中身、cnetさんで扱えなかった写真がたくさんあるので、写真を使いながら細々としたことを記録しておこうと思っています。

事前準備

今回お世話になったのは、愛媛県総合科学博物館。

新居浜の近くで、松山からは車で1時間ほどにあります。


中もとても広い。

今回目玉となるのは3Dプリンター。

本当は、データだけ現場で作って後ほど郵送するようなことも考えたのですが、現場で見てもらいたくて、今回は搬入しました。前日の昼過ぎくらいから搬入。かなり大きい。。搬入が結構大変でした。

新品を購入したので、まずは組み立て作業から。モニターをつけたり、試運転を行います。

プリンターは書き出しにすこし時間がかかります。書き出している間は科学館で遊んでもらうために、番号札も準備しました。

机にiPadやマニュアルなどの準備も完了。

夕方、搬入を終えて帰る時の夕焼け。明日は楽しんでもらえるかなー。

イベント当日

さて、当日、午前中のスタッフミーティングを経て、いよいよお客さんを入れます。

当日の朝の準備風景

今回は3Dプリンターを2台併用。1台は入り口に設置することで、事前にイベントを知らずに博物館を訪れた方にも、プリンターを見てもらうようにしました。

朝から早速興味を持ってプリンターに近づいてきてくれるお子さんたちが続々と。

iPadを使って3D造形

3Dプリンターは書き出しに時間がかかるため、1時間に3~4人ずつ受け入れながらイベントが進行していきます。

教材をちょっとだけご紹介

この辺りが、私が事前に用意していた教材です。結構しっかり作ったんですが、お子さんたちはマニュアルを読むより、iPadをそのまま触りながら、質問するような方法の方がしっくりくるようでした。
なかなかこんなふうには描けないねーと難しいながらも、みんな夢中になってタブレットで作品を作ってくれました。

こちらがWebで利用できるSculptGLと言うアプリケーションです。

様々なサイトでforkされていて、たとえば、sketchfabと言う3Dファイルの共有サイトなどでも利用されています。

こちらが博物館でずっとループ再生していた動画。こんな感じで作れるよーというイメージビデオ。

こちらはソフトの使い方を細かく解説したビデオです。

全部で8本くらい作ったんですが、もし興味のある方はぜひ見ながら作ってみてください。


入り口の方では、動画と一緒に、愛媛県の職員の方が実演。

いよいよ3Dプリンターで書き出し

さてみんなの作品がいよいよ3Dプリンターで書き出しされていきいます。その様子にみんな興味津々!


3Dフィギュアが完成!

出来上がった作品を嬉しそうに手にとる子供達。

カプセルトイに入れてみなさんにお持ち帰りいただきました。実は、当日バタバタしすぎていて、カプセルに入れた写真を撮影しておらず、こちらは別のイベントで撮影したものになりますが、こういう感じでお渡ししました。

さらに、NFCのカードにデータを紐付けしたものを一緒にお渡ししました。

Conclusion

夏休みのイベントとしては、面白い試みができたのではないかと思っています。cnet japanの記事にも詳しく書いていますが、3Dプリンター自体もかなりお安く手に入るようになりましたし、材料となるフィラメントも色々なものがあって、とても想像力を掻き立てます。Web3はなんとなく一部の人たちだけの盛り上がりのように感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。ぜひ身近なテーマで皆さんもweb3やブロックチェーン技術を感じていただければ何よりです。もしよかったらこちらも読んでみてください。

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