間取りの紹介。これまで考えて来た間取りをちょっとづつ、公開していきます。

ただただ平坦な空間より、ちょっとづつ変化のある空間の方が、場に動きが出来て広く感じたり・見通しが良くなったり・小さいがゆえの居心地の良さが出来たりします。例えば、天井の高さを変える程度の小さな差でも、変化をつくると気持ちの良い家になるのでおススメしてます。

スキップフロアはその大胆バージョンで、床の高さが違う事で部屋の中に大きな変化が出来るので、色々な居場所が生まれます。（バリアフリーでは無くなるので、元気な方向きの住宅ではあります）

スキップフロアでは、天井の位置は同じでも床に段差があるので、天井の高い処・低い処が出来、心を開放してゆったり過ごす天井の高い空間と、小さくて居心地の良い天井の低い空間が隣あい、どちらに居たいかはその時の気分で選べます。

スキップフロアの家では、ガレージの天井の低さがそのまま上階での段差につながる設計をしていて、この辺りは設計上のテクニックですね。

小さな家でも、いろんな居場所があって、どの居場所にいるかを暮らしの中で選べるというのが、豊かな家なんじゃないのかな？と考えて設計しています。多様な居場所。

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