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No.627 小黒恵子氏の記事-45 (座談会で小黒恵子さん熱弁)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回は、機関誌「詩謡春秋」より座談会の記事をご紹介いたします。

多摩川を生かす座談会で小黒恵子さん熱弁
 昭和三十年代には、多摩川の河原で、魚、鳥、植物、プランクトンなどを実際に見ながら生物の授業等も受けられた。が、今は、台風がくると「暴れ多摩川」とも言われるが、最近は生活排水による水の汚れが一番問題である。では多摩川をどうしたらいいのか―について。今年三月八日、神奈川新聞の主催で座談会が行われた。出席者は、詩人連盟理事・童謡作家の小黒恵子氏。和光高等学校教諭・相模台地多摩丘陵自然度調査研究会長の斎藤博氏。計画・環境建築専務・杉本洋文氏。司会は神奈川新聞社多摩田園総局長・石井尚武氏。長時間続いたこの座談会の内容は、翌日朝刊にキッチリ一頁分掲載されたが、小黒さん宅は川崎市高津区諏訪に三百年以上続き、庭に川崎市の保存樹が14本も登録されている旧家。この日大いに熱弁をふるった。会の終りに文化の川崎、芸術の川崎、水と緑の川崎として内外から人がくる国際的な市に飛躍したいですね、と小黒さんが結んだ。

1992年(平成4年)5月20日発行 詩謡春秋89

小黒恵子童謡記念館は、現在、川崎市に遺贈され、リニューアルしてオープンしています。色々とイベントも行っていますので、当館ホームページでご確認ください。

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  次回は、機関誌「詩謡春秋」より小黒恵子童謡記念館の記事をご紹介します。(S)

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