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No.565 小黒恵子氏の詩-32 (ラッコのこもりうた)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、こどものうた(日本童謡協会編)に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。今回は、「こどものうた」第16集となる1992(平成4)年のご紹介です。全部で133編あります。

ラッコのこもりうた
                         小黒恵子

ねむれねむれ かわいいぼうや
まるいおかおに まあるいお目目
ぼうや あの水平線のむこうにも
青い海が つづいているの
はやく大きくなってね
ねえママといっしょに 泳ぎましょう
ねむれねむれ わたしのぼうや

ねむれねむれ たのしい夢みて
ひかるうぶ毛に ちっちゃなお爪
ぼうや あのキラキラ光るお星さま
わすれないで おぼえていてね
つよくやさしくなるのよ
いまママはとっても しあわせなの
ねむれねむれ いとしいぼうや

ねむれねむれ わたしのぼうや

1992年(平成4年)3月25日発行 こどものうた‘92  日本童謡協会年刊童謡集

  小黒恵子氏は、事業委員になっています。下記は「あとがき」です。

  日本童謡協会こどものうた事業委員会編集の「こどものうた’92」ができあがりましたので、皆さまの春の机上にお届け申しあげます。
 ことしは、133名の詩人会員がそれぞれ力作をもって参加しています。
 本協会所属の作曲家はもとより、こどものうたにご興味をお持ちの作曲家の皆さまのご協力を得て、すばらしいこどものうたができることを強く願っております。
 なお、作曲なさいました方は、お手数ではありますが、事務局までご一報くださいますようお願い申しあげます。
 藤田圭雄副会長には、ことしも序文をいただきました。ありがとうございます。また、例年のように事務局長鶴岡千代子事さん、事務局の会田佐登子さん、平芙美子さん、感謝申しあげます。
            平成3年12月
              薩摩忠、小黒恵子、尾上尚子、清水たみ子
              長島和太郎、中山知子、村田さち子

1992年(平成4年)3月25日発行 こどものうた‘92  日本童謡協会年刊童謡集

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回も、「こどものうた」(日本童謡協会年刊童謡集)から、「詩」をご紹介します。(S)

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