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絵本の安心感

おじいちゃんだよ👴🏻
一昨日3回目のワクチン接種をして、見事副反応でくたばっていました。今は復活して元気です。
そして本日、電車に乗ったら華やかな袴を着た女の子たちがいっぱいいて、近くの大学の卒業式だったのかなぁ、綺麗ねぇ〜とのほほんと考えておりました。


さて。
ワシは普段滅多に本を読みません。典型的な活字苦手おじいちゃんです。
読んだら読んだですごく楽しいし面白いのもわかるのだけど、どうも自ら進んで読もうという気持ちが湧かないのですよね。

ただ子供の頃は家に本が溢れかえっていて、本棚には所狭しと文庫やら図鑑やら何やらが並べられておりました。ほとんど母の趣味です。
その母の影響で兄2人は立派な読書好きになったのだけど、ワシは何故か本を読みません。いや中学生くらいまでは読んでたかな。何読んだとかは覚えてないけど…。

まぁとにかく、家にはでかい本棚がいくつか並んでいて、本がたくさんあって、そういう環境でワシは育ちました。
幼少期のワシは、暇さえあればその本棚から絵本や図鑑を引っ張ってきては、絵や写真を眺めて楽しんでいました。多分、文字だらけの本よりもそっちの方が好きだったんだと思います。

絵本っていうのは子供の頃から身近にあったものなので、なんだかとっても安心するんですよね。

ていうか、そもそもなんでこんな話をしているかと言いますと、昔読んでいた絵本を最近になってふと思い出したんです。
ワシが子供の頃好きだった絵本。
それが、島田ゆか作『バムとケロシリーズ』

シリーズ通して全部好きだったのですが、中でもこの『バムとケロのおかいもの』が読んでいてワクワクして楽しかった思い出があります。

『バムとケロのおかいもの』では、とにかく色んなお店が出てくるんです。
そしてたっっっくさんの売り物!食べ物だったり、雑貨だったり、もうページいっぱいに細かく描写されてるんですよね。

そしてもう1つ。
バムとケロシリーズは、主人公バムとケロの2人だけの物語では無いんです。
場面場面で現れる、2人以外の登場人物たちにも小さなストーリーがあるんですよね。
『バムとケロのおかいもの』だとお店の店員さんとお客さんで小さなストーリーが生まれていたり。
セリフは無いのですが、小さな囁き声が聞こえるような、そんなワクワク感があります。

ワシはその細々とした絵やささやかなストーリーまで、じっくりと観察するのがとにかく好きでした。そして自分なりに彼らのその後のストーリーを想像してみたり。

ちなみに同じような理由で、工藤ノリコ作『ピヨピヨスーパーマーケット』も好きです。
1番最後のページに出てくるスパゲッティとスープが美味しそうで美味しそうで、いつもあれ読むとミートソーススパゲッティが食べたくなるんですよね。


話は戻りまして。
『バムとケロシリーズ』を読むと、ワクワクするだけでなく何故か安心感があるんですよね。
なんでだろうと思っていて、こないだふと思い出したときに考えてみたのですが、やっぱりバムとケロ(と、その仲間たち)がずっと一緒にいるっていうのが安心するポイントなのかな、と思いました。
何処へ行くにも何をするにも、みんな一緒っていうのが、幼いワシの心をほっとさせたのかもしれません。
ワシは今も昔も変わらず寂しがり屋なので、誰かがそばにいるとほっとします。

記事を書いていてどうしても『バムとケロ』が読みたくなってしまったので、お出かけついでに本屋さんに立ち寄って、親子連ればかりの絵本コーナーで1人探してしまいました。(変質者ではないです)
そしてやっぱりほのぼのする絵柄とお話で安心しました。
周りがお子様ばかりで恥ずかしくなっちゃったのでじっくり読むことはできませんでしたが、やっぱりワシはこの絵本が好きだなぁと改めて感じたのでした😌


ということで。おじいちゃんの好きな絵本のお話でした。
皆さんもぜひ好きな絵本、ほっとする本、教えてくださいね。

それでは👋


今日スタバで注文したケーキとドリンク。
喉が渇いていたのかあっという間にドリンクを飲み干してしまった💦

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