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約8,000キロの友情をお手伝いしてくれる人たち

カナダと日本の距離は約8,000キロ。

私には大切な友達が日本にいる。彼女の名前はトモカちゃん(仮名)。出会ったのはSNSだから、まだ一度も会ったことがない。お互いにゲームやアニメが好きだけど、好きなジャンルは全く違う。それでも話が合って、4年間ほぼ毎月長電話をしている。

去年から彼女と交換ノートを始めた。1、2ヶ月に1回ミニノートを送り合う。お互いの誕生日やクリスマスには小さなギフトやカードを添える。

カナダから日本へ贈り物をするのは毎回不安だ。荷物の紛失がよくあるみたいだから、「届いたよ」と彼女からメッセージが来ると安堵する。同時に、色んな人に感謝をする。

私と彼女の友情を育むお手伝いをしてくれる人たちがいるからだ。まずは、郵送代を払ってくれる旦那さん。「友達を大事にしてね」と言って、協力してくれる。いつもありがとう。

郵便局で受付をしてくれるお姉さん。前は超無愛想だったけど、顔なじみになってきたのもあってか最近は穏やか?

ここからは想像。

集荷した荷物を空路、陸路、海路で時間をかけて運ぶ人たち。関税を通って、荷物が安全なものかチェックする人たち。日本に着いたら海外から来たものを集荷する人、それを各県の郵便局に運んで受け取る人、そこから配達員さんの手に渡るんだと思う。どんな天候でも正確に荷物を運んでくれる配達員さんがいてやっと、ともかちゃんの家に到着。

働く人たちは、私とともかちゃんが友情を育むことなんて知る由もない。私もその人たちの顔を知らない。でも、色んな人から友情を応援されているように思っている。めっちゃ良いように妄想してるけど、その方が楽しい。

郵便局でノートを送る時、顔が見えない人にも「ともかちゃんの元まで安全に届けてください!」と心でお願いをする。

今回も「そろそろ届く頃かな」なんて思いながら、このnoteを書いている。

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