【記録】ジョン・ミューア トレイル 9日目
2019年9月8日 JMT day9
Fish Creek Trail → Mono Creek
Silver Pass (標高3200m)
16km 登り550m 下り920m
快晴、気温朝3度
9:10出発
9:20 分岐
登りは550m
11:00 Squaw Lake 10分休憩
11:40 Chief Lake
12:15 Silver Pass
12:35 Silver pass Lake
下り920m
13:05 ご飯
13:30 出発
14:05 15分休憩
つづら折り下り川渡り
15:05 Mott Lake 分岐
つづら折り下り
16:00 Mono pass 分岐
16:55 Mono Creek分岐
17:00 Mono Creek
所要時間7時間50分、行動時間6時間35分
朝 カップヌードル (ほうれん草、ネギ、ベーコン、ワカメ)
昼 オートミール カレー(ニンニク、トマト、ベーコン、ほうれん草)
夜 明太子パスタ (ベーコン、トマト)、茹で汁(ワカメ、寒天、ネギ、お麩)
想像以上に寒かった朝
6時40分に起床してストレッチ。7時から行動開始。寒い。朝方は特に寒く、目が覚めてしまった。寝て起きてを繰り返す。
気温は3度だった。持っている服をフルで着込んでも寒い。ご飯を食べても、足先はまだ冷えている。
風があったのかフライは濡れていなかったけど、テントとグランドシートはびしょ濡れだった。ご飯前に干したら出発前には乾いていた。
8時過ぎから日が差し込んできたけど、それでも寒い。9時に出発したけど、それまで体は温まらかった。10分歩いてJMTの正規ルートにでる。
歩き出しもしばらくは寒かった。30分くらい歩いて、やっと温まってきた。ずっと登りだけど、涼しいので汗をかかない。
1時間弱登って、やっとレインコートを脱いだ。そのタイミングで日焼け止めを塗る。まだ登りが続くけど、急登ではないので息切れせずに歩ける。
美しすぎる湖に、思わずでる叫び声
Squaw Lakeに着いた。岩々とお花畑が、カナダの秘境・レイクオハラを彷彿とさせる。
天気は最高で。風も全く吹いていない。
穏やかに佇んでいる湖。これを独占できるなんて最高の贅沢だと、休憩しながら思った。
次の湖まで30分ほど登りが続く。すぐに次の湖であるChief Lakeに着いた。
この湖は、湖畔沿いよりも、上から見た姿が素晴らしい。カナダの湖を彷彿するような、ハワイアンブルーの青をしている。思わずフゥーって叫んでしまった。
綺麗すぎて、何枚も写真を撮る。
峠超え、森林限界の先の世界に触れる。
30分登るとSilver passへ着いた。
標高は3200m以上。森林限界の世界。安全なガレ場を黙々と上がっていく。雪渓も少しだけある。
じわじわと朝から登りが続き、その途中に湖もあり、疲れなかった。あっという間に峠に着いて、下がっていく。
向こうはキングスキャニオンだろうか。いつ見ても、峠の先の景色は格別だ。
ここパスだよという標識がないのが、JMTらしい。自然の中に無駄なモノを作らないこと、徹底しているな。
絶景が続くなか、どんどん降っていく
今から目的地のmono creekまでは、920mほど標高を下げる。
降りてすぐに名もなき小さな池がある。これもうっとりするほどの美しさ。近くの岩もカッコよかった。
「贅沢だ!」今日は何回も思った。
更に降りると、Silver Pass Lakeが見えてきた。この湖も素敵。先の景色と一緒にカメラに収める。
お昼ご飯はオートミールカレー。予想通り、美味しい!今日もペロッと食べてしまった。
さてまた下りの続き。ガレ場から、木々が増えてきた。
まだ7kmほど下りが続くようだ。途中からつづら折りになり、踏み外すと崖のようなトラバースの道が続く。
一気に標高が下がったら沢があった。気をつけながら川を渡る。深くて流れが速い川。大きな岩を、一歩一歩慎重に飛び越える。
また森の中の下りが続く。もう一度川を越えたら、あと1kmちょっとだ。時間もいい感じ。
早めに目的地に到着、快適で余裕のある夜
5時に目的のMono Creekに着き、テントを設営した。水を汲んでから足を洗ってご飯にする。今日は蚊がいないから最高。ゆっくりと外にいれる。
夜は明太子パスタ。片付けて、6時50分くらいにテントに入る。
今日はいつもより幕営した時間が早いからか、まだ明るい。着替えとストレッチを入念にできた。
19時20分に明日の計画をたて、日記を書く。20時20分、まだまだ早い。夜はまだ長い。
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