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親のありがたみがわからなかった私。。


大きくなったら。。。
大人になったら。。。
一人暮らししたら。。
結婚したら。。。
子どもが生まれたら。。。


人生のさまざまなポイントで感じているのか
確認される、『親のありがたみ』

私は思春期の頃からいろんな大人たちや近しい人間に。
『苦労かけてるんだから親に感謝して』
『大変な思いして育ててるんだから』
『親の気持ちになってね』
と言われ続けていました。

その時は幼かったので素直に、『はい』と答えてましたが、
それを言う人の目に軽蔑の色を感じていて
怯えてました。
私はなぜ。。そんなことを言われてたんでしょうか。。。

今私がその人たちと逆の立場だとして
友達の子や娘の友達に対して、
同じセリフを言うかと言ったら。。
絶対言わないんです。。思いもしないの。。

『親に感謝しなさい』なんてさ?
人に言われることじゃないですから。。


でも私は言われてた。。
大人になって気がついたのが。。そのセリフを言う人は。。親からの私への愚痴を聞かされていたのではないかと思います。

私がどんなに手がかかり、
困らせる人間で、
自分は懸命に子育てをしている被害者だと。。。

まぁそう言われてたとしたら。。
良かれと思って私に言うかもしれないですよね。。。


私は。。残念なことに親のありがたみ以上に。。
自分の子どもたちのかわいさの方が
輝いて見えてしまうんです。。

子どもたちは何するわけじゃないけど
私との生活や
私との時間を楽しんでくれるし
私のことを尊重して思い合ってくれる。。

大好きだと伝えてくれるんです。

私のことを可愛いと言ってくれるし
私の幸せを望んでくれるし
私のことを応援してくれて
私に毎日のように大好きだと寄り添ってくれるんです。。


親と呼ばれる人たちは。。
自分たちへの感謝とかありがたみの前に。。

小さな私の成長にたいして
無条件に可愛いと言う気持ちはなかったのですかね。。


機能不全という家庭環境を理解したことで
だいぶ解けてきましたが。。

私の思春期は『存在するな』の
メッセージをひたすらに受け取る毎日で
辛い記憶しかないです。。

それでも誰かに愛されたいんだもの。。。
そりゃイネイブラーになりますよね。。

私は子どもたちがいなかったらどんな人間になっていたんだろうと思うと
少し怖いです。。。


今でも私は親に心を開けないし
人に心を開いて傷つくのが怖いです
親を大切に思ってないわけじゃないけど。。
親に対しての感謝は普通の人より薄い気がします
そんな自分を本当に嫌なやつだなと思う日と
仕方がないと自分を許してあげられる日。。

シーソーみたいにバランスを取ってます。。。

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