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木村響子氏反訴騒動、あまりにも恐ろしい判例が残ってしまっている……


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未だ尾をひく "木村花事件"

テラハ出演が要因でSNSリンチを受け、それを苦に自殺したプロレスラーの木村花選手。彼女の死をキッカケに、遺族である母親の木村響子氏は、ネット上に飛び交う誹謗中傷に対して声を挙げ続けて来た。

ところが、ひとり娘を亡くしたショックがあまりに大きかったのだろう。だいぶ早い段階から明らかに精神的に不安定であることが見て取れる言動があり、その状態のまま社会運動的な活動を始めてしまったものだから、このところ細かいミスが目立つようになって来ている。

ちなみに、私が木村花選手の自殺に関して何を思うかについては、当時3本の無料記事をアップしたので、それをお読みいただきたい。以下はその内容を理解していただいたという前提で書き進める。

一気に逆風が吹き荒れた推しの子騒動

さて、木村響子氏が関わった騒動で記憶に新しいのは、"推しの子" というアニメに登場するリアリティショーを描いた場面が、木村花事件そのものだと騒ぎ立ててしまった一件だろう。

だがこの件はアニメより遥か前に原作のマンガにも同様のシーンがあり、それは木村花事件より前にストーリーが決まっていたもので、木村花の自殺をモチーフに描かれた訳ではない。

そもそも推しの子は「SNSリンチを跳ね返す話」であり、木村花事件とは話の流れが全く違う。同じなのはリアリティショーという点だけなのだが、リアリティショーが原因で事件や自殺騒動が起きて社会問題になったのは海外が何年も先んじており、この事からも「木村花について遺族の許可なく」といった話ではないと断言できる。厳しい言い方になってしまうが、リアリティショーの犠牲者は木村花だけではないのだ。

これにより木村氏はいらぬ敵を増やしてしまい、未だに木村響子氏に対して負の感情が投げ付けられ続ける結果となってしまった。

しかも、木村氏が推しの子を批判した経緯は、彼女にいい加減な情報を吹き込んだ愉快犯的なTwitterアカウントがあり、それに煽られロクに真偽も確かめないまま声を挙げてしまったというものであり、この事からもどれだけ木村氏に心の余裕がないかが分かる。

ついでに言えば、そのデマを吹き込んだアカウントはすでに削除済であり、最初から「SNSの誹謗中傷で娘を失った遺族」という立場にある木村氏を都合よくコントロールするための謀略だったのではないかとすら思える。

私としてはプヲタであるし、木村母娘の物語に夢を見させていただいた立場であるし、出来る限り響子さんを庇ってあげたいところなのだが、彼女がまたもとんでもないヤラかしをしてしまった。

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