アジア系ライターとして知られる山谷氏が、Twitterで小岩のイラン料理のお店を褒めちぎっていた。

これを見てエスニック大好きっ子のオレ様は血が騒いでしまい、反射的に「行きたい！」とSuicaを握りしめて家を飛び出すところだったのだが、残念ながら色々とタイミングが合わずおあずけ……。

その数日後、ヤボ用で小岩界隈をふらつく機会があり「いまだ！いましかない！」と突撃を決意。問題がこの日は女房と息子が一緒だった事であり、果たして息子が食べられるメニューがあるのかどうか一抹の不安がよぎる。

店の場所は小岩駅の南東。サンロードを通って、中央通りに出て、右折してすぐ。小型ドンキのすぐ近く。この並びには、私が愛してやまないビリヤニハウスという名店もあるし、もっと駅寄りにはレベルの高いもつ焼き屋や大衆酒場系の店がひしめき合っている。

ぜひこの辺りにセカンドハウスを買いたい。

さて、お店に入ってみると、中は「元スナックかな？」といった狭さ。それでもお持ち帰り用のスイーツやお惣菜が冷蔵ケースに並べられていたり、奥まったところにこっそりテーブル席があったりと、「与えられた条件を最大限に活かしてます！」といった印象。

今回は家族3人ということもあって、2階席に案内されたのだが、これが隠れ家的な空間で実によろしい。これだったら大人7～8人くらい集まってパーティなんて使い方がいいかも。

また水パイプも置いてあるので、ぐったりゆったりくつろぐにも向いている。

今回はランチタイムにお邪魔したので、ランチメニューから息子が食べられそうな物を選んでみたのだが、ディナーメニューも気になるなあ……。ここは大人だけでお酒を呑みながらイラン料理をつまむべき店なんじゃないかなあ……。

で、ランチセットにはケバブだのオリビエ（イランのポテトサラダ）だの色々とあるのだが、サラダ・小鉢・スープ・ドリンクと色々付いてくるらしい。初見なので何がどれだけ来るか分からず、安全策を採って1人1品ずつ頼んで様子を見ることに（エスニック系の店で「だいじょうぶだろ」とあれこれ頼むと地獄絵図になりがち）。