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良いとされてるけど、それって本当に良いこと?|エッセイ

"映画を観るなら映画館"
という常識があるが、
私はそこまでメリットを感じていない。

まず、トイレに行けなくなるという点が
ネックだ。
行きたいのなら行けよと思うかもしれないが、
中央の席に座ってしまうと出づらしいし、
そもそも映画をストップできないので
一部見逃すこととなるのが嫌すぎる。

また、私は気に入ったシーンを巻き戻し、
繰り返し観たい派なので、
ん!?今のところもう1回みたい!!
と思ってもできないところも苦手だ。

持ち込みができないのも辛い。
普通に好きなものを
食べたり飲んだりしたいが、
映画館フードに限られてしまう。

そして何より、
周りに人がいるのが嫌だ。

少し離れたところにチラホラなら良いが、
真隣に知らない人がいると、
終始気を遣ってしまし、
気も散ってしまう。
ポップコーンなど食べようものなら、
音がしないようキャンディのごとく
溶かして飲み込むこととなる。

これらにより私は、
どうしても新作で観たいものと、
Dolbyで観た時に臨場感が味わえる作品以外は
あまり映画館に行く意味を感じていない。

ちなみに、電車の席に座るのも苦手だ。

知らない人とピチピチ隣り合って座るなんて
できる限り避けたい。
目の前の席が空くと、
座らないんですか?
という顔を周りからされるが
もちろん座りたくはない。
ご遠慮遠慮である。

通勤前など、どうせこれから
会社の椅子に座りっきりになる未来も
見えているので逆に立っていたい。
やった〜!!と皆椅子に座っていくが、
凄いなぁと思いながら眺めている。

(隣がいない状態で座り、
後々両隣が埋まるのは許せる。
自分が始めであれば謎にOKだ。本当に謎。)

みなさんには、
周りが当たり前に行っていることで、
え……。それ自分は苦手だけどな。。
というものがあるだろうか。

意外と誰でもあるのかもしれないネ。

さはら
1997年9月生まれ
ハーフ
座右の銘は晴耕雨読
万年フリーター

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