みじかいポエムの中に、世界の時空が広がっています。すこしふしぎなSFの世界を覗き込める素敵な作品です。

とても勇気がわいてくる作品です。そして、あたたかい。心の花が咲いていくような、とても光を感じる素敵な作品です。

とってもおいしそうです。たこ焼きかな？ お好み焼きかな？ 食べたくなる一品です！

サンマ、美味しかったですよね。思い出すだけで嬉しくなるほどです。団らんにサンマあり。帰っておいで？ 秋刀魚の塩焼き。

箪笥（タンス）……。平和とは。痛みとは。ふるさとのくつしたがあたたかいです。

思わず笑ってしまいます。お茶をこぼした大惨事に、本人はきっとあわてているのでしょうけれども。コミカルで、リズミカルで、とっても面白いですね！

素敵な恋の詩。新しい道を決めてひらける光に祝福を。心に景色が広がる感覚がとても素敵ですね。素敵な未来が待っていますように。

日々に働く世のサラリーマン。まさに戦士の生き様と、呑み屋の雰囲気がよく伝わります。リズムもよくてナガウタ、とっても素敵ですね！

大切なこと、ここから先にいってはいけないところ。「ハジ」の語には、そんなことを感じるのです。「地球はサビレテ」しまったとしたら、そこには誰もいない、生きてはいけないでしょう。ポエムが素朴な言葉で綴られているからこそ、読む者の胸に届き、揺り動かします。

わらべうたのような心地良さと優しさで、ポエムが読む者の心に流れ込んできます。影絵遊びをする「坊や」の楽しげにはしゃぐ声、それを見つめているだろう親御さんの笑顔までが見えるようです。「せっせ」「ポツン」のオノマトペ（擬音）も魅力的に響きますね。

作者さまは夢を乗せた列車に揺られ、自分の思考という宇宙にも似た世界に敷かれたレールに揺られています。夢から覚め「誰もいない」自由を「さみしいとは感じない」。孤高であり孤独ではない魂の光が、ポエムの中で瞬いています

「あなた」から贈られた言葉は心温めるパンジーのように、作者さまの心の中で花咲き、目の前で風に揺れる花畑へと拡がっていく。ひとりの思いが思いを呼んで綴られた花の贈り物のように、読む者の心にも拡がります。

コン・アフェット＝伊語で「愛情を込めて」。初めて知ったこの言葉の響きがポエム全編に流れています。海の底で眠る真珠貝のような、桜貝のような。優しく少し切ない「あなたのこころ」とポエムの愛が海の底からぽわーんと音を奏でています。

やさしくてほっとする空気がとても好きです。
　犬といたら
　あなたが　ついてきた？？
とほほえましいですね。対になっているので、味わうほどやさしくなれるポエムです。

静かな、しかし芯のある、しなやかな二人が見えます。
『見上げた空から　雫がひとつ。
きみの窓にも落ちたかい？』
見上げる夜空は大事なひとにつながっているのですね。夢とともにやさしい風が心にとおりました。

コーヒーや紅茶のよこの、おさとうのはいったシュガーポットさん。おしゃべり好きでさびしがりやで、だけど、根はとってもやさしいシュガーポットさん。なみだにそっとよりそってあげたいきもち、つたわってきましたよ。またおしゃべりしてくださいね。

わたしたちはつい、よく目立つものばかりに気を取られがちですね。でも、よくみるとそのうしろにさりげなく、涙をしている存在があります。それは小さくて、痛みを知る、やさしくて、大切な気持ち。雀さん、ありがとうね。

とっても愛情が伝わってきます。ひとつひとつのエピソードが、たいせつな宝物なのですね。おかあさんに内緒ばなしをしてくれたときのうれしさが、耳にくすぐったくて。そしてお嫁さんになったあなたの幸せをねがっていますよ、きっとね。

色、香り、音。文字が絵を描いています。紡ぎ出される言葉たちに導かれ、読むものはポエムという筆が描く美しい絵を見ているのでしょう。選び抜かれた絵の具のような、美しい言葉です。

瞼の裏に星、宇宙を見る眼は澄み渡っている。透明なままに世界を思う。人は目の前にある事柄だけではなく、目に見えぬものまでも思うことができる。希望を宿した祈りのポエムです。

歩く道、見上げる空、近くを流れる川、少し離れた川。一度見失ってなお、それを「発見」し、吸う息に「命」を感じる。透明で細やかな心がポエムの中を流れています。

水の流れ。人は体の中に多くの水をたたえています。自分の内側を深く見つめ、そこに脈打つ水を汲み取り、その水はやがて大海へと注ぎます。壮大な言葉たちです。

夢物語のようでいて過去への郷愁にも似ている。初めて出逢った言葉なのにどこか懐かしさを感じます。紅茶の香りをまとった不思議で優しい世界です。

ホクホクとしたカボチャの実。暖かく「おいしい」言葉がしりとりのようにつながって、ひとつのポエムをみんなの心へ届けます。「ごちそうさま」です。

たんぽぽの綿毛。ふわふわと漂うようでいて、芽吹く意志を持った命の種。その生きる力を信じ見守り祈る心は、「わたげ」のリフレインと共に読む人の心にも届くでしょう。

ナット・キング・コール『L-O-V-E』をイメージした、柔らかく優しいオールディーズのように紡がれる言葉。コーヒーの香りをまとい、読む人を包み込みます。

孤独を見つめ、人とのつながりを知り、辿り着いたのは「自分という1番大切なひと」。自分を抱きしめ癒した両手は、誰かを暖めるものでもあるでしょう。

涙が空へ昇り、星のきらめきとなる。尽きることない輝きは、空を見上げる人を永遠に支えるのでしょう。人の心に言葉が優しく寄り添います。

疲れると、人はものを噛みたくなるといいます。色々なものを噛んで、かみしめて、つむぎ出された言葉が読む人の心を「掴み」ます。

ひとりぼっちのさびしさ。だけど本当はいてくれた、ずっとそばでまっていてくれた。このポエムは、よみすすめるたびにあったかくなります。そしてつながっていくあったかさ。手を通してこんなにも、やさしいつながりを感じられる。手をつなぎあえる世界になりますように。

オリオン座流星群は、星空を見上げる人々を惹きつけた止まぬ美しさを持つそうです。宇宙に届く壮大な思いは、数多の人に煌めきを届けるでしょう。

樹も人も時の流れと共に変わる。先を見通すことは誰にも出来ないけれど、樹に注がれたまざなしは、次の季節にも注がれる愛を持つと思うのです。

夜空は静か。かすかな声も聞こえてきますね。耳をすませ、心を澄ませば、
「ちいさな夜のそらのうた」が聞こえるのでしょう。どんな歌なのかな。