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傷から学ぶ

私が半年前に彼女からフラれた話を月に1回のペースで周りの同期、先輩からいじられる。

まだましにはなったけど、失恋したことを思い出すと少し辛くなる。半年前に出来上がった胸の奥から悲しみが固まって結晶化したものが込み上げて、体全体の力をいまだに奪っている感じだ。

まだ新しい彼女いないの?と言われる。

確かに周りは「3ヶ月後には新しい恋見つけるぞー!」と叫び、実際3ヶ月後にはうまくいっているなんて事はざらだ。

恋を半年も引きずっているのは私がくすぶっているせいなのだろうか。

みんなは辛いところから始まって、何か特別な訓練を受けたのだろうか? 3ヶ月の特別講習なものを受講したのだろうか?

明るくて前向きな人は暗くて後ろ向きな人を一瞥もせずに前にいく。
明るくて前向きになることに少しの恐れも感じずに。

自分だけが恐れているのだろうか。気にしすぎなのだろうか。

恐れている時期は胡散臭い脳科学の本や自己啓発系の本を読んで、経験を積む。

そして自分が受けた傷と向き合う。

傷から新しいことを学ぶ。そして傷の手当をする。

結局、私は傷からしか何かを学ばない気がすると気づく。

似たような失態を犯して傷つき、以前同じ怪我をしたなぁと過去を振り返り、本を読んで経験を積み、傷口にバントエイドを貼る。


そうやって人生経験を積むと思うと、ちょっと残酷だなぁと感じる。

でもそれもまたいいことなのかもしれない。





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