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反面教師に学べ。

新年度を目前に、3月末からわたしの部署に異動してきた人がいる。

その人について、他部署の方々から良くない噂を耳にすることが多々あったのだけれど、実際に一緒に仕事をしてみると、噂に違わず難の多い人で腹が立ってしまうこともしばしば。

けれど、「なんでこの人はこうなんだろう」と思うと同時に、自分も知らず知らずのうちに似たような行動を取ったりしていないだろうか、とも思うようになった。

相手の行動に腹を立てているだけではなんだか損をしているような気もするし、自分がこれだけ不快な思いをしているのだから、不快な思いをする人が他にもいるかもしれない。

自分がその人と同じような行動を取った結果、周りに不快な思いをさせることがないように、「その人みたいにならないために大切なこと」を自分を戒める意味でも書いておく。

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①悪いことをしたらすぐに謝る

自分が何か良くないことをしてしまった時、とっさに保身に走ろうとしたり言い訳してしまう時がある。

悪いことをしたら謝るというのは、人としてとても大切なことだと理解しているし、保身や言い訳をしたところで自分が悪いということに変わりはないのに、そういう行動に出てしまうことがあるのだ。

けれど、そうしたところで相手にさらに嫌な思いをさせてしまうだけだし、良いことなんて一つもない。

だから、自分の発言や行動の結果、周りに迷惑をかけたり誰かを傷つけたのだと認識したら、常に「ごめんなさい」がすぐに言えるようにしたい。

②自分の発言や行動が、相手にどんな印象を与えるかを考える

誰かの発言に対して自分がこう答えた結果、相手はどう思うのか。
自分が「こうしよう」と思っている行動や振る舞いをした結果、相手はどんな印象を受けるのか。

何かを発言したり行動に出たりする前に一度立ち止まって、本当にそれが適切なのか考える癖をつけるべきだと改めて実感した。

自分の発言や行動が招く先を想像することなく衝動的に振る舞ってしまうと、周りに不快な思いをさせかねないからだ。

また、結果を想像するだけでなく、自分の発言や行動を振り返ることも同じくらい大切だとも思う。

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誰かに対して腹を立てたり、「この人はなんて嫌な人なんだろう」と思うだけで終わらないようにするために。

「人のふりみて我がふり直せ」、この言葉をしっかりと胸に刻んで自分を正そうと思う。

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