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起床時刻のみにフォーカスしても早起きはできない

こんにちは、はまじんがーです。

今日は、「早起き」について。

早起きの重要性は、いろんなところで言われていますよね。
起床後は最も頭がスッキリして集中力が高い。
だから、早起きして重要なタスクをやりましょう、とか。

大事なのはわかっているけどできない人、結構多いのではないでしょうか?

個人的に、「早起き」の重要性を声高に叫ぶ人を見ていて少し違和感を覚えることがあります。
それは、起きる時間にだけフォーカスしていること。

早起きするためには一日全体をデザインし直さなければならない

早起きってそんな簡単なものじゃない。
早起きするということは、生活リズム全体に影響が及びます

たとえば、1時間早く起きようとするなら1時間早く寝る必要があります。
1時間早く寝るためには、寝る前にやっておくべきことを全て1時間前倒しで終わらせなければなりません。

そして、まだ早起きできていない人が普段より1時間早く寝ようとすると、1日の中で使える時間は必然的に少なくなります。

(8時起床・24時就寝の人が、7時起床・23時就寝に移行しようとする場合、一時的に8時起床・23時就寝の日ができてしまい、使える時間が1時間減ります)

つまり、起床時刻を早めるためには、一日全体の過ごし方をデザインし直す必要が生じてくるのです。

それなのに、ただ「早起きしよう」としか言わないから違和感があるのです。

睡眠時間が長いほど年収が高い?

あとは、世の中的にまだまだ睡眠を軽視する風潮がある気がしています。
睡眠時間を削って勉強や仕事に打ち込むことが、さも美徳であるかのようにもてはやされています。

もちろん、睡眠を犠牲にしてでもやりたいことがあるならそれで良いとは思います。
それはその人の優先順位の問題ですし、個人の価値観の話になってくるので、他人がとやかく言うことではありません。

ですが、ほとんどの人にとっては健康を維持して毎日を元気に過ごすことの方が重要なはず。

アメリカのとある研究で、「睡眠時間が多いほど収入も多くなる」という結果もあるほどです。
(書籍『睡眠こそ最強の解決策である』より)

早起きすることも確かに大事ですが、そのせいで睡眠時間を削ってパフォーマンスを落としてしまっては、何のための早起きなのか分かりません。

・早起きするには一日全体をデザインし直す必要があること
・睡眠時間を削らないこと

以上、この2点について述べさせていただきました。
僕自身、睡眠についてすごく悩んだ経験があり、仕事に差し支えるレベルでうまく睡眠が取れなかった時期がありました。

決して睡眠を軽視せず、健康に毎日を過ごしていただければと思います。

今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。


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