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口内炎ってどうしてできるの?塗り薬の正しい使い方

口内炎の種類

口内炎は、頬の内側や舌の上、唇の裏、上顎、のどちんこのあたりにできることが多い、口の中の炎症で、主にカタル性,アフタ性,潰瘍性などに分類されます。

この中でも、よく見られる一般的なものは、「アフタ性口内炎」です。

中心部は白っぽく、外側は赤くなっていて、食べ物が触れたりすると痛みを感じたり、しみたりするのが特徴です。

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口内炎の原因

口内炎ができるときは、疲労、ストレス、免疫力低下や睡眠不足、栄養不足、傷、ウイルス性、細菌性など様々な原因があると言われていますが、できる原因がはっきりしていないものもあります。

ここからは、自分の経験上でエビデンス(根拠)も何もないんですが、よくある原因として私が思っているものとして以下に示すようなものがあります。

1.腸内環境の乱れ(便秘、下痢)
2.胃腸障害
3.唾液量の低下
4.ビタミン、微量元素(鉄、亜鉛)などの栄養不足
5.一度噛んだ場所を繰り返し噛んでしまう
(入れ歯があわないとき、噛む力が弱くなってるときなど多い気がします)

なので、薬によって上のような症状を起こさせるようなもの(例えば、痛み止め、抗コリン薬等々)も口内炎の一つの原因になる可能性はあるんじゃないかと密かに思っています。

もし、ビタミン、微量元素が不足しているのであれば、サプリメント摂取で改善するかもしれません。

しかし、やはり口内炎の治療には外用剤が一番だと思います。

自分の子どもたちに口内炎ができたときにも、「塗り薬をしっかり塗っていれば2、3日で治るよ」と安心させてあげています。実際に軽症であれば正しく塗ることですぐに治ってしまいます。

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口内炎の外用剤

口内炎の外用剤に含まれる炎症を抑える成分は、デキサメタゾン、トリアムシノロンと呼ばれるステロイドもしくは、アズレンと呼ばれるものの2種類があります。

市販薬でもトリアムシノロン、アズレンを含んだものが発売されていて、十分に口内炎の治療に効果的です。

また、市販薬の方が剤形が多く、「塗り薬」「貼り薬」のほかに、「スプレー」タイプのものもあります。

塗り薬:口内炎が複数ある場合や範囲が広い場合
貼り薬:より患部を保護して痛みを感じたくない方
スプレー:手の届かない場所にも噴霧可能

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口内炎の塗り薬の使い方

口内炎に塗るくすりは、口の中の水分によってゼリー状に固まるような製剤になっています。

通常塗り薬と言えば、「すり込む」というイメージを持っている方、そして実際にやっている方が多いと思います。

でも口内炎の薬はすり込んではいけないんです。知っていましたか?

口内炎の塗り薬は何もないところに塗るとこんな感じです。

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これが水で濡れるとゼリー状(ゲル状)になり、塗り伸ばすのも難しくなります。

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無理に繰り返しすり込もうとすると、ボロボロになってはがれてきてしまい患部を上手に覆えなくなってしまいます。

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<口内炎塗り薬使用方法>
食後もしくは寝る前の塗布が効果的です。

①手を洗い、指先をきれいにします。
②食後であれば口の中をすすいできれいにします。
③ティッシュペーパーで患部を軽く抑えるようにしてまわりの水分や唾液をぬぐいます。
 ※水で濡れると患部を上手に覆えないためこの操作が必要です。

④患部を覆うだけの量のくすりを指先にとり、患部のまわりからひと塗りで覆うようにつけます(すり込まない)。
⑤つけたあと、30分程度食べ物や飲み物を控えてください。

さいごに

このように、正しい使い方をしないと、100%の効果を発揮できない薬もあります。

薬局での薬剤師の説明も、「わかっている」「聞いたよ」と思わずにしっかりと聞いてみてもらうと、時には知らない情報が聞き出せるかもしれませんので、是非耳を傾けてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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