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【第5期_第3回講義】SDGsと優れた持続性を両立させる新規事業

はじめに

Oita Innovators Collegio2023の第3回の受講レポートを担当する、学生受講者の三浦です。よろしくお願いします。今回、講演いただいたのはHI合同会社代表の平原依文さんです。
平原さんは「世界中の境界線を溶かしていく」ことをパーパスに、企業・自治体・教育機関に対してSDGsなどのグローバルな社会問題を解決することに取り組んでいます。現在は学校の設立など、様々なプロジェクトに関わっています!

講演内容

今回の講演は、アイスブレイク、平原さんの紹介、課題発表の後、SDGsの影響力、ペルソナ分析ワークショップの順に行いました。

アイスブレイク

ここでは平原さんにSDGsに関連したクイズを3問出題していただきました。クイズでは大分で生み出された畳の積み木など、様々なことを学ぶことができました。1チームは全問正解!おめでとうございます!

講師紹介

平原さんは幼少期の頃から中国に行き、その後中国を含めて4カ国へ留学しています。そこで感じた様々な思いをもとに「世界中の境界線を溶かす」というパーパスをお持ちになるまでの経緯をお話しいただきました。現在はこれを達成するため、心をつなげる様々なプロジェクトに取り組まれています。

課題発表

ここでは事前に取り組んだ課題をチームで共有しました。中でも受講生のMさんは皆さんの前でプレゼンし、その熱量に圧倒されました。

SDGsの影響力

ここでは今の企業がなぜSDGsに取り組んでいるのかということをユニリーバ元社長ポール・ポールマンさんの「成長とサステナビリティどちらかを選ぶのではなく、どちらも選ぶことが重要」という言葉をもとにお話しいただきました。その他にSDGsに積極的に取り組んでいる各国の企業をご紹介いただきました。
・VIVIDYE
―剥がして再利用することができる衣服の印刷技術
・bikeclub
―成長が早い子供のためのキッズバイクサブスクリプションサービス
・FACTELIER
―日本の工場・職人と消費者を直接つなげる工場直結型のファッションブランド
・MGVsワイナリー
―半導体の加工技術を活かして地域を活性化するワイン造り
・BRING
―古くなった服を回収し、再生して新たな服に循環させる技術

ペルソナ分析ワークショップ

ここでは架空の様々な境遇の人のペルソナ像をもとに、その人のニーズや課題を見つけてその人にあった価値提案をするというワークを行いました。皆さんそれぞれのペルソナ像に親身になって価値提案を行っていました。

感想

私が今回の講演やワークショップを通じて印象に残ったことは、「相手の立場になって考えることの大切さ」と「自分が何をしているかを明確にすること」の重要性です。
相手の立場になって考えることの大切さについて、講義の後半で行われたペルソナ分析ワークショップでは、会ったこともない人に新たなことを提案するということが想像できず、私はどうしてもうまく架空の人物に対しての価値提案をすることができませんでした。しかし、各グループの発表ではまるでペルソナ像を自分の知り合いのように接しており、自分の考えが至らなかったと痛感しました。
次に自分が何をしているかを明確にすることの重要性ですが、これは講義の最後に平原さんが「3人のレンガ職人」という話と「仕事を志事に」という言葉を通して伝えてくれたことです。話に出てくるレンガ職人は同じ仕事を同じ時間にしていましたが、働く目的意識が違いました。「仕えるではなく、志す」と考え方を変えるだけで物事に取り組む際の熱意も変わるということを強く感じました。
 
今回のレポートは以上になります。拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。また、講演いただいた平原さんに感謝申し上げます。

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